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「〜したい」と思えば思うほど遠のく仕組み

生活や自分をより良くしたいと思った時に、願望を抱くだけで終わる人か、実際に自分で実現させていける人なのかの差ってどこから生まれるのだろう、というのが疑問でした。

その回答例として、最近読んだ本が良書だったので、全然別のテーマではあるのですが、良いお手本だなと思いご紹介しつつ「〜したいが、そう思うのが一番遠のく理由」について書いてみたいと思います。


痩せたいと思う人が痩せない理由

世にはダイエットの情報が溢れてるんですが、どうして溢れているかというと「それだけできない人が多いから」ということだけです。

今度こそ!とか、今年こそ!という文字が踊り続けているわけですが、この大産業が廃れない理由について、あまり多くの人が追求しないのもなんだか不思議だなぁと思います。

最近読んだこちらの本が、ダイエットというテーマだけでなく、人の色々な問題について共通する項目をかなり良い感じでまとめられていました。

「やせたがり」のダイエットが決して成功しないのは、それが「やせた体」という「未来志向」の「形」を目標にしたものだからです。「とらわれ」の条件が並んでいると言えます。

未来志向がこんな落ち度を生んでしまうとは…という感じ。

過去を振り返ることなく、未来の自分だけを追い続けてしまうので、実際の生活や自分自身を置き去りにしてしまい、本当に充足すべきことを見れていないのが一番の問題であり。

「〜したい!」という思いが強ければ強いほど、結果を遠ざけてしまうのは普通に「出来ていない現実を受け止めること、さらに振り返りもしない」というのが理由ということなんですが、願望を持ってこそ実現できる!と信じている人の方が多いんじゃないでしょうか。

どうしたら目標に到達できるのか

憧れや目標にひとっ飛びに到達することはない、というところまでは大体の人が理解していそうな気がします。

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