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ミニマリストの私の心がけ「買わないで過ごす」

買わないで過ごすと意識しなくてもお金は減りません。

それに生活時間もゆったり、心にも余裕が出て、自分が集中したいことに存分に取り組めます。というのが、私の実感するところです。

そこに加えていっているのが、最近は「海外の生活って一体どんなものか」を知り、「考えと実感に客観的視点をより持とう」という作戦です。

なので、非常にわかりやすい行動ですが、海外に暮らしている日本人の人が書いた本を一気読みしました。

買い物するのが普通と思っているが、世界の慣習的にはどうなのだろう

という感じです。

色々本を手に取ってみたところ、時代はちょい前だったりしますが、あんまり変わらなさそうなことが書いてあれば、「そうなんだな」という解釈をしました。

ざっとピックアップしたのは、イタリア、スイス、ドイツ、ブータンの4つの国です。

よくある『イタリア人はどうして〜なのか』とか、そういった感じのライトなタイトルではあるのですが、「そんなステレオタイプな」と最初は考えていたものの、各国の事情や問題、国民の性格や習慣というのも「ステレオタイプに見えるけど、実際そうなんだろうな」と複数冊読むたびに思えてきました。

そして、著者の人は全員が日本人なので、「己の日本人的感覚」とその国の習慣とを照らし合わせて、書かれているのが興味深かったです。

その中で、(今のところ)複数の本に書かれていたのが、以下のようなことで「個人の感覚でもあるし、国単位の文化かぁ」と思ったのがこちらです。

・日本ほど物資が溢れてる国はない
・日本人の家庭はごちゃごちゃしている
・どこの店もサービスレベルが高い
・すぐ買いたがる
・家族の時間より買い物や持ち物を手に入れることが重要

などです。

端的にまとめすぎたので、決して上のようには書かれていないのでご注意を!若干注釈を付け加えるとすれば、以下のようになります。

・日本人の家庭はごちゃごちゃしている
→一度に買い揃えることがなく、必要になったら買い足していくため

・どこの店もサービスレベルが高い
→タクシーやスーパーなど、サービス料が発生しないのにハイレベルのサービスが提供される。ゴミ捨ても無料など優しすぎ。ゆえに買い物しやすい環境が整いすぎている。

・家族の時間より買い物や持ち物を手に入れることが重要
→長時間労働が通常のため、時間がなく買い物しか楽しみがない

しかもそれぞれには理由があり「だからそうなっているのか」の仕組みがよくわかりました。自分の目を通してうっすら感じていたことが、しっかり書かれている。そういう感覚です。

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