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おしゃれな雑貨と私の生活

アパレルショップが洋服だけでなく、おしゃれな生活雑貨も扱うようになったのはいつからなのでしょうか。

最近、ショッピングモールへ行って思ったのですが、いつから洋服屋は皿やコップも扱うようになったんだ、とふと思いました。

おしゃれ代表といえば、私の中ではここという店があるのですが、暮らしのトータルコーディネートといった感じで「とりあえずそこで買っていればイケてる」という暗黙の圧があり、いつの頃からか少々苦手になりました。

別にそのセレクトショップが悪いわけでなく、服も雑貨も、生活用品の隅々に到るまで意識を保っておくんだ、というのがしんどくなってきたのだと思います。

琺瑯のミルクパン
シュロのホウキ
ワラ編みの鍋敷き
トタンのチリトリ

おしゃれにコーヒーをドリップする暮らしが全てだったと思い込んでいたのかもしれません。

こうした“こだわりの雑貨に囲まれてくらす”というのも、つまりは別に「金にものを言わしてるだけ」といえば、あながち間違いでもなく、でも外野が「金にものを言わしてるだけ」と口に出してみれば、ただの“持てぬ者のやっかみ”とも思われるかもしれず、その辺りが“お気に入りに囲まれたくらし”のややこしいところだと思いました。

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