持たない暮らし、3つのメリット
持たない暮らしについて散々書いたり、話したりしてきた私ですが、改めてここで「持たない生活」のメリットについて書いてみてはどうかと思い、書いてみたいと思います。
身軽に暮らしたい
少ない物で豊かに暮らしたい
など、そうした美しい言葉で語られがちな“持たない暮らし”ですが、現実的にはもっとリアリズム溢れる、「精神力」と「ストイックさ」が混在したスポ根な世界ではないかなぁと個人的には感じています。
今回は、私が思う「持たない暮らしのメリット」についてまとめてみたいと思います。
1:自制心が鍛えられる
自制心って一体なんだろう、という感じですが「心の体力」とも呼ばれるようです。持たない暮らしを送っていると、なぜか自動的に「自制心がマッスル」になる気がしています。
自分の中で「身軽に生きたいから、私は持たない」という目標というか、目的が設定されていると、うっかりした欲望や感情のおもらしが随分減り、結果「自制心に結びつく」という流れができちゃうんじゃないでしょうか。
私も「自制心とはなんぞや」についてネットを徘徊した時、こんな記事を見つけました。塾のサイトで、受験生の親向けに書かれた記事ですが、かなりの内容の濃さで読み応えがありました!
自制心というのも、行動と感情のコントロールということらしく、「う〜ん」と思わず唸りました。受験勉強なども、自制心ありきなんですね…。
1.行動をコントロールする
2.感情をコントロールする
3.欲求をコントロールする
4.決断を下す
この4つに自制心というものが関わっているそう。そして、1つが悪くなると連鎖反応のように、全てが崩れていってしまうとも…。
持たない暮らしを送っていると、何が作用してるのかわからないですが「自制心」というものがピリッと引き締まる体感があり(個人的な感覚ですが!)、心の体力もつく、というのがメリットだと感じています。
2:決断力が増す
持たない暮らしを送っていると、「まあいいや」がほぼないことに気づきます。別に意識的に白黒はっきりさせようとしているわけでなく「いらんもんはいらん」という確たる感覚があるからです。
いらんもんはいらん
これ以上のことはありません。日を先に延ばそうとも、視界から外そうとも、いらんもんはいらんのです。
それがわかっていると「すぐ決める」ということが簡単になった気がします。いらないものは先々でもいらないということがわかっていれば「今決めれば良い」となり、「今すぐに決める」ことに繋がります。
今すぐ決めることを訓練として、自分に課している感じです。