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ミニマリストの私が得たお金を使わず生きるためのコツ(お金を使わないデイ編)

お金の不安を減らしたい、節約したい、暮らしをコンパクトにしたい…ミニマムな暮らしを目指されている方のお気持ちは、様々だと思います。

私自身は「生活費の無駄を削る」ところから、ミニマムなライフを磨き上げていったタイプなので、そのお気持ちわかるなぁと過去やってきたことをいつも振り返ります。

当時、こちらの本をきっかけに「暮らしの無駄を削いで削いで削ぎまくる」ということをやっていました。

↓Kindle Unlimitedで0円で読めます👌

著者の横山さんの本を、最近また湯水のように読んでいるのですが、家計管理や「生活の無駄を削るぞ!」と考えている方には役立つ情報満載だと思うのでおすすめです。

この『一週間サイフで楽々お金が貯まる』の本の中に、(確か)お金を使わない日を作ろう!と書いてあったので実行したところ、生活費の無駄がかなり把握しやすくなり、お金を使わず暮らすには“マスト事項”だと感じました!

お金を使わない1日なんて余裕っしょ!
1日お金を使わないだけでしょ?簡単簡単!

そう思われる人も多いかもしれません。そんな方はお金の管理について、かなり優秀な方ですね!

今の私ならチョロいと感じますが、当時は職場と家を往復する日々の中で、「習慣的にスーパーに寄っちゃう」「つい昼休み、食べたいお菓子を買っちゃう」という癖があった自分には結構難問だったのです。

というので、今回は「お金を使わないデイを設定する凄み」について、まとめてみたいと思います。

メリット1)自分の行動思考の癖がわかる

お金を使わないデイの設定は、最初から「今日はお金使わないぞ!」と決めるよりも、「今日は予定もないしお金を使わなくて済みそうだ…この状態をキープしよう…」という、慎重かつ粛々と進めるパターンがうまく完遂する方法でした。

使わないぞ!と決めると、色々な欲が湧き出てきた時に、「我慢しなきゃ」という気持ちの方が大きくなる雰囲気を感じたので「お金を使わない状態をキープする」という能動的な姿勢の方が「やり遂げる感」がアップした感触です。

前向きかつ、挑戦する姿勢でいると、自分がどこで「お金をうっかり使う」癖があるのかがとてもわかりやすくなったり、「そこでそう考えがちだから、結果お金を使ってしまうんだ」という事を自覚しやすくなり、自分の行動の改善につながりやすくなりました。

こうなるとほぼ心理療法の「行動認知療法」です。

「現実の受け取り方」や「ものの見方」を認知といいますが、認知に働きかけて、こころのストレスを軽くしていく治療法を「認知療法・認知行動療法」といいます。 認知には、何かの出来事があったときに瞬間的にうかぶ考えやイメージがあり「自動思考」と呼ばれています。
引用サイトはこちら

簡単に言えば「自分の思い込みに気づく」「自分の行動の癖に気づく」という事ですね。

お金を自由に使っている状況だと気づかないことでも、「お金使わないデイ」を設定してみると「今使おうとしたね!!!」というのでピシャリを自分の意識を立ち返らせられるので、そこが効果抜群でした!

メリット2)自覚と現実は違う事がわかる

「そんなにお金使ってないし」という自覚でそれまで暮らしてきてました。確かに先取り貯金をしたりと、好きなだけ使いまくる暮らしぶりではなかったのですが、“お金使わないデイ”を設定することによって、より自分の認識の甘さに気づいたのです。

使ってないはず→本当にそうか?

という事実を検証できるのが、お金使わないデイの良いところです。

実際「お金そんなに使ってない」と認識していた私の暮らしはどうだったのでしょうか。

結構無駄があった!!!

ということがわかりました。昼休みにお菓子をつい買っちゃう、仕事帰りについスーパーでその日食べる食事を割高に買っちゃう、などが挙がってきました。

あとはドラッグストアで「なんとなくスキンケア製品を買ってみる」とかも悪い習慣の一つで、それほど買い込んでいなかった事が、無自覚の散財の元凶となっていました。手元に残らないから、あまり無駄遣いしてる感覚もないという恐ろしい行動です。

お金を貯めたいのにそれは困ります…。

無自覚の無駄遣いを、しっかり自覚し防止すると余計な支出を減らす事ができました。ホコリが積もる前に毎日掃除してれば部屋も汚れないというもの。

ホコリ=気に留まらないの小さな無駄遣い

これを制する事が綺麗な部屋(良い家計管理)に結びつくのだと、私がお金使わないデイから学んだ事です。

メリット3)お金を使わない暮らしが普通になる

お金を使わないデイも月に3回ほどこなせるようになってくると、「お金を微額でも使わない生活」が普通になってきました。

今日はお金を使っちゃいけない

という意識が外れ、「わざわざお金を使わなきゃいけないのか、めんどい」という気持ちへの変化です。

まあいっか!と簡単に無駄遣いする

お金を使わない方が達成感がある!

と“ポジティブなイメージ”にどんどん上書きされていきました。こうなると財布の紐の締まり方は確実です。

すると、職場にもお金を持っていかなくてもOKということになり、財布も持たなくなりました。さらに支出のセーブもどんどん出来るようになり、結果、お金の無駄遣いをグンと減らす事ができました!

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