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私の篆刻1

私はだいぶ前に、なぜか篆刻セットを買っていました。

絵や手芸が、元々好きなので、篆刻セットもそのひとつと思って、買ったのだと思いますが・・・
でも、いつ、どこで買ったか、すっかり忘却の彼方です。

呉竹のてん刻セット


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2022~2023年にかけて、仏画教室に通いました。
落款印を押すと、本格的な感じがするかもしれない。と思って、ネットで購入しました。

2022年の暮れ位/1.2cm角/朱文/雅号印
遠藤印昭堂さんで、購入
2023年6月/8mm/白文/遊印
かまくら篆助さんで、購入



ところが、本来は仏画には、落款印は押さないそうです。
なぜかというと、仏画は、拝む対象だからです。拝む人は、仏様を拝みたいのであって、描いた人を拝みたいわけではないからです。

それを聞いてからも、私としては、落款印を押しました。
他の人が、私が描いた仏様を、拝むということは、ないので、押してもいいかなと思いました。

逆に、ハッキリ名前を書く写仏もあると思いますが、それは、たぶん、
この仏様は私が描きました、見て下さい仏様。という気持ちがあるからでしょう。
私もそういう気持ちですが・・・

ですが、私は絵がすきなので、仏画を描いて本格的な気分を味わいたい。という表面的なところが、まだまだ、あります。
気持ちで思う。というところだけで、
止まっていて、宗教心というところまでは、なかなか、達しないのです。
その位でも、いいのですよ。と仏様が言ってくれたら、いいですね。
     

不動明王       (下絵  染川英輔先生)
2023年9月/色紙  水干  雲母系顔料  胡粉


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そして、その後、篆刻の練習をしました。

つづく




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