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てっぺんのツボは宇宙と繋がっている|東洋医学は宇宙意識


1.はじめに


人間の肉体からは強いエネルギーが出ています。
存在感のある方を、よく「オーラが強い」という表現をしますよね。
実際にその通りで、エネルギーが強い方は、よくも悪くも強いオーラを発し、見えない世界で周囲に何らかの影響を与えています。

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エネルギーは常に循環しています。
この循環が滞ってしまいますと、身体には何らかの悪影響が出てしまいます。この滞ったエネルギーを解消させる方法として、指圧があります。
指圧は主に親指を使って「ツボ」と呼ばれる部分に圧を加えることで身体のバランスを整え、緊張状態をほぐす東洋医学の一つです。

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東洋医学は西洋医学とは違い、即効性のない治療法ですので時間はややかかりますが、身体への負担が少なく体質を根本から改善していくという特徴があります。
人間の身体は心臓と頭部(脳)が特に大切な部分であるといえます。
特に頭部には全身を司る重要なツボが多く密集しています。

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中でも万能のツボと呼ばれる百会ひゃくえというツボが頭頂部にあります。
また、このツボはエネルギーのツボでもあるクラウンチャクラが位置する場所でもあります。

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百会を刺激することによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
今回は、肉体と霊体の万能ツボ、百会についてご紹介します。

2.経絡とツボ


では、ツボとはどのようなものなのか簡単にご説明しますね。
人間には経絡けいらくと呼ばれる気や血液が流れる道が全身にあります。

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「経」とは「道」という意味があり、「絡」とは「網」という意味があります。

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つまり、全身の隅々まで網目状に広がる通り道のことをいいます。
そして「ツボ」とは経絡上にあり、身体の異常が現れやすい場所です。
指などで押し、圧力をかけることで刺激をし、身体に起きている異常な部位に働きかけます。
ツボの刺激方法として指の他に、鍼やお灸があります。
現在、世界で公認(WHO公認)されているツボの数は361カ所あり、中でも頭部にあるツボは50カ所以上あるといわれています。
(実際は361より多いと考えられています)

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今回は頭部にある万能のツボと呼ばれる百会と呼ばれるツボに注目したいと思います。

3.百会とは


では、百会は頭部にどの辺りにあるのでしょうか?
百会は左右にある耳の一番高いところからを頭頂部に向けて結んだ線と、顔の中心を頭頂部に向けて結んだ線が交わる部分にあります。

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指の腹でなでてみると少し窪んだ部分がありますので、その部分が百会のツボです。

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百会のツボは督脈とくみゃくという経絡上にあります。

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この督脈は頭部だけにあるものではなく、身体を構成するうえでとても重要な部分である、背骨の上に沿って位置する経絡です。
(尾てい骨の辺りから始まり背骨、頭部を渡り顔面の中心まである経絡)
百会はこの督脈と呼ばれる経絡上にいくつかあるツボの中でも、全身を調整することができる万能なツボだといわれています。

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4.ツボの押し方


では、百会のツボの押し方のご説明をしますね。
ツボを押す時は両手の中指を重ね、身体の中心に向かって垂直に押します。

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力いっぱい押すのではなく、心地よい程度に力を加減し1回を3~5秒かけてゆっくりと息を吐きながら押しましょう。
回数は5~10回ほど繰り返します。

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ツボを押す時の注意点が3点あります。
①力を入れ過ぎないように押しましょう。
やり過ぎによって傷になったり炎症を起こすことがあります。
②長時間行わないようにしましょう。
「揉み返し」という現象でツボを押した部分に痛みが出ることもあり、ひどい時には倦怠感・頭痛・吐き気を引き起こすこともあります。
(翌日以降に現れる体調不良)
③ツボを押した直後の飲酒や入浴は控えましょう。
ツボを押すことで血行が良くなり、飲酒や入浴で更に血行が良くなります。アルコールが急激に回り「急性アルコール中毒」を引き起こすことにもなります。
また入浴中に倒れてしまうこともあるようですのでご注意ください。
頭部の刺激が合わないという方もいらっしゃるようですので、万能なツボだからといってむやみに刺激を与えることはあまりおすすめできません。

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5.百会の効果


百会はさまざまな症状に改善が期待できるとされ、百病に効く万能ツボと呼ばれています。
その効果として、自律神経の乱れを整え、更年期症状の改善、血行が良くなるため冷え性の改善、内臓を引き上げる効果があり胃下垂にもよいそうです。
美容室では頭皮の健康と抜け毛や白髪の制御にヘッドスパで百会のツボを押すそうです。

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その他に、めまい、不眠、精神疾患、眼の疲れ、ストレス解消、頭痛、耳鳴り、鼻詰まり、低血圧などにも効果が期待できます。

6.百会にあるチャクラ


さて、百会は頭頂部に位置していますが、エネルギーの出入り口である主要な7つのチャクラの一つも、ちょうど頭頂部に位置しています。

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チャクラは目で見ることはできませんが、グルグルと回転しながら常にエネルギーを循環させています。
百会が位置する場所には、第7チャクラである、クラウンチャクラが位置しています。

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エネルギーが活発に回転している時に王冠のように見えることから、クラウンチャクラと呼ばれています。
クラウンチャクラが象徴する色は紫色です。
高次元に繋がるチャクラで宇宙意識に影響を与えます。
クラウンチャクラが活性化されますと、直感が冴え、高次元からのメッセージも受け取りやすくなります。
チャクラが詰まった状態になりますと、心が満たされずいつも不足感に悩まされることになります。
慢性的なエネルギー不足になり、ストレスも溜まりやすく疲れも回復しにくい状態になります。
百会はちょうどクラウンチャクラと同じ位置にあります。
百会のツボを刺激する時には、エネルギーが天へ昇っていくイメージで優しく押しながら行うとよいでしょう。
毎日行うことでクラウンチャクラが活性化され、宇宙意識との繋がりも強くなっていくでしょう。

7.まとめ


いかがでしたか?百会という名前の由来は「百(多種)のツボの道が出会う場所」という意味をもっているそうです。

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ツボは指圧することで、内臓の働き、筋肉の柔軟性、血液の循環を改善させる働きがあり人間の自然治癒力を促進させます。
百会は肉体面から見ても、エネルギーの面で見てもとても重要なツボです。ツボの位置も比較的に分かりやすいために、少し疲れたと感じた時、テレビを見ながら、音楽を聴きながらでも簡単にできるセルフメンテナンスです。ぜひ一度、試してみてくださいね。

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