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毎日実践すると変化が起きる|お釈迦様が説く感謝の極意

1.はじめに


六方拝。みなさんはこちらの読み方をご存知でしょうか?
これは「ろっぽうはい」と読みます。
六方拝はお釈迦様の教えの一つで、東西南北、
そして天と地の6方向に感謝を捧げることです。
感謝をすることは宇宙の循環に身を置くことを意味し、
物事がスムーズに流れていくことを意味するのです。
6方向というのは、ただ、6つの方角に感謝をすればいい
といったものではなく、全てに感謝を捧げるといった
深い意味が込められているのです。
今回は、感謝の極意、六方拝の意味と方法についてご紹介します。

2.方角の意味


さて、六方拝は6つの方角に両手を合わせ(合掌)感謝を捧げることですが、それぞれの方角に感謝する対象が決まっていますので、簡単にご紹介します。
【東】両親、ご先祖様、そして自分という存在に感謝
【西】夫婦、兄弟、家族、親戚に感謝
【南】恩師、恩人、尊敬する人に感謝
【北】友人、知人、仕事の関係者に感謝
【天】太陽、月、自然に感謝
【地】植物、動物、大地の自然に感謝
各方角にはこのような意味を含んでいます。
その方角に祈る時は、その対象となる人や光景をイメージします。

3.六方拝のやり方


では、方角の意味を知ったところで六方拝のやり方をご紹介します。
六方拝には感謝する順番があり、両手を合わせ、東、西、南、北、
東方角に身体を戻し天、そして最後に地。この順番で感謝をささげます。
各方角に祈りを捧げている時に、その対象となる人や光景を
イメージします。
六方拝を実行する時間帯は人それぞれの生活スタイルがありますので、
必ずこの時間といった決まりはありません。
ですが、おすすめの時間帯は朝、起きた時間に太陽の光を浴びながら
行うのがよいそうです。
朝は時間に追われる方が多いと思いますので、
就寝前のリラックスした時間もよいでしょう。
時間帯にこだわりを持つことよりも毎日実行することに意味があります。
そして大切なポイントは、ただ、6つの方角に手を合わせればいいといったものではなく、心を込めた感謝をしましょう。
どんな事にも日頃から感謝をすることを習慣づける目的として、
六方拝はとてもよい行いだと言えます。
また、心を込めると言っても、
長く時間をかけることにもあまり意味がありません。
3分程度でも構いませんので、毎日続けましょう。

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4.まとめ


いかがでしたか?人が感謝をする時は、誰かから親切にしてもらった時や、優しさや温かさを感じた時に沸き起こる感情です。
もちろんそれも感謝をしていることにはなりますが、
受け取った事に対する見返りの感謝です。
六方拝は見返りの感謝ではなく、自ら発する感謝です。
今ここに生かされているという心こそが本当の感謝ではないのでしょうか?
感謝の対象は人だけではないのです。
住む家があること、温かいお風呂や寝る布団があること。
一日を無事に終えたこと。空や海、大地の大自然。
宇宙が無限であるように、感謝も無限にできるのです。
人は感謝をすることでストレスが軽減されたり睡眠が
改善されるといわれています。
また、多くの成功者は神社参拝と六方拝を実践しているそうです。
六方拝で全てに感謝し、生きている喜び、
生かされている喜びを感じましょう。
そして大切な自分自身にも欠かさず感謝しましょう。

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