見出し画像

泣くことで起きるメリットとは?|泣くことは恥ずかしいことではない!

1.はじめに


悲しい、寂しい、嬉しい、悔しい、喜びや怒り。
人は大きく感情が動いた時、涙が出ます。

画像1

日本人はとても我慢強く、一昔前まで人前で泣くことは恥と教えられてきました。
特に男性は幼少の頃から「男は強いもの」という意識を植え付けられ、人前で涙を見せないような躾をされてきたのではないのでしょうか?
感情の浮き沈みで人間は涙が出てしまいますが、何でもない時に突然泣きたくなったり、涙が止まらなくなってしまったことはありませんか?
それは、魂からのメッセージなのかもしれません。
今回は、感情の結晶、涙は魂からのメッセージについてご紹介します。

2.3種類の涙


さて、涙には一般的に3つのタイプに分けられます。

画像2

1の基本的な涙は、まばたきをした時に抗菌作用のある液体で目を潤すための涙です。
2の反射的な涙は、玉ねぎの成分や煙を浴びた時、異物が目に入った時など刺激物から目を守るための涙です。
3の感情的な涙は、ものごとに対して感情が動いた時に出る涙です。
3つの中でもやはり一番気になるのは感情的な涙ですよね。
ここからは感情的な涙について、もう少し掘り下げたいと思います。

3.感情的な涙


泣くという行為は笑うことと同様、最も人間らしい行為の一つです。
人前で泣くことは恥ずかしいことと感じていらっしゃる方はとても多いと思いますが、心理的、医学的に見ても泣くことはとても重要だと認められています。
涙にはコルチゾールという成分が含まれています。
コルチゾールは別名、ストレスホルモンとも呼ばれ、溜め込むことによって心身共に悪影響を及ぼします。

画像3

涙を流すことによってストレスホルモンを体外に排出し、デトックスの効果があるといわれています。
涙を流した後に気分がスッキリするのは余分な毒素を排出したためだといわれています。
また、プレッシャーから解放されるというメリットもあります。
感情を抑え続けることは心にも身体にも負担になり、何らかの不調が起きてしまいます。
泣くという行為は、いわばガス抜きのようなものであり、ストレス解消にも繋がります。

画像4

そして、泣くことは感情に正しく反応をしていることになります。
感情を抑え過ぎて、自分が何を感じているのかさえ分からなくなってしまいますと、自分自身を失い、自分を表現することも難しくなってしまいます。この他にも泣くことによって得られるメリットがあります。
泣くことにより安心感を得ることによって睡眠の質が上がる
副交感神経が優位になりリラックス効果が得られることも期待できます。

4.スピリチュアルな意味


では、スピリチュアルな視点で涙を流すことはどのような意味があるのでしょうか?
特にこれといった理由も無いのに涙があふれ出てしまう時、何らかのメッセージである可能性もあるのです。
その意味として大まかに4つご紹介したいと思います。

【魂の浄化】
日常で溜め込んだストレスが蓄積し、魂が浄化をしている時に涙が出るようです。
自分自身でも気づくことができないほど疲れているのかもしれませんので、涙を流すことで心のデトックスができます。
【残留思念の共鳴】
霊媒体質の方はとても敏感にその場の空気を感じ取ってしまいます。
悲しみや苦しみの思念は浄化されずその場にとどまってしまうことはよくあることですが、その思念と共鳴してしまうと涙が出てしまうこともあります。
敏感な体質の方は、何らかのプロテクトをして跳ね返す必要があります。
【高次元との繋がり】
何でもない時に感情が高ぶり、涙が出てしまう時は、高次元との繋がりが強くなっていることがあります。
とても満たされたような心地よい感じになり、感謝を捧げたくなるような気持ちになります。
涙を流すことで癒され魂も喜んでいるのです。
【魂の成長】
人生の中で起きるできごとから、人は学びを得て日々成長しています。
涙を流すことはマイナスなことのように感じてしまうかもしれませんが、大きな気づきを得て次のステージに移る準備をしていることもあるのです。

画像5

4つの意味についてご紹介しましたが、魂の浄化を目的として涙を流すケースが多いのではないかと感じます。

5.まとめ


いかがでしたか?悲しくもないのに涙があふれてくると、精神が病んでいるのではないかと心配になってしまいますが、魂が何らかのサインを送っていることもあるのです。
涙を流すことは心のデトックスになります。
我慢をせずに自らの魂に耳を傾け寄り添うことも大切なのではないかと感じます。

YouTube動画はこちらからどうぞ