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繋がる感覚を知るためにすること|ハイヤーセルフからのサインを受け取る


1.はじめに


精神世界を語る時にはよく使われる言葉ですが、何だか怪しい存在のように受け取られてしまうこともあります。
簡単にいいますとハイヤーセルフとは、高次元にいる自分自身のことです。自分という存在は一つしかありませんし、高次元にいる自分といわれましても、それもまた、イメージとしてつかみにくいものかもしれません。
私たちは常にハイヤーセルフと繋がっているといわれています。
それは、感覚としてあまり実感を持てないことが多いのかもしれませんが、強く繋がることで、人生に於いて困難な場面に遭遇した時に、高次元から何らかのヒントを受け取りやすくなります。
ハイヤーセルフと繋がるとは、どのような感覚なのでしょうか?
今回は、ハイヤーセルフと繋がる感覚についてご紹介します。

2.ハイヤーセルフとは

では、ハイヤーセルフとはどのような存在なのでしょうか?
冒頭でも少し触れましたが、ハイヤーセルフとは、高次元にいる自分自身のことをいいます。
次元というものは一つではなく、諸説はありますが12次元まであるのではないかといわれています。
その中でも私たちは3次元の地球という惑星で、物質を中心とした世界に存在しています。
次元が低いほど波動(周波数)が低い世界であり、高い次元になりますと、物質というものは存在することもなく、エネルギー体だけで存在することができます。
自分という存在は唯一無二の存在ではありますが、3次元ではない別の次元にも存在し、平行時空であるパラレルワールドにも存在しています。

無数の世界に存在する自分の源こそがハイヤーセルフであり、総括する観測者のような存在でもあります。
この関係をゲームの世界で例えられることがよくあります。
画面の中に映し出される主人公は、この3次元の世界で生きる私たちです。ゲームの中ではさまざまな人生というストーリーが展開されます。

そして、画面に向かってコントローラーを握りしめている存在こそがハイヤーセルフです。

この例えですと、何だか私たちの人生を遊び感覚でコントロールする、悪しき存在のように感じてしまうかもしれませんが、高い波動で愛に満ちた存在ですし、自分自身であることからも、怖い存在といったものではないことが分かるのではないかと思います。
ハイヤーセルフは全てを知り尽くしています。
自分の前世も来世も、何のために生まれてきたのかも知っています。
そのために何でも叶えてくれる神様や、魔法使いのような存在であると誤解をし、お願いごとをしたり崇めるように祈りを捧げてしまう方もいらっしゃるようですが、そのような存在ではありません。

ですが、人生のピンチには何らかのヒントを投げかけてくれることが多くあります。

そのサインを受け取るためには、ハイヤーセルフとの繋がりを強化することが必要になってきます。
では、ハイヤーセルフと繋がるには何をすればよいのでしょうか?

3.ハイヤーセルフと繋がる

ハイヤーセルフとは、誰もが常に繋がっています。
その実感は持てないかもしれませんが、意識するかしないかで感じ方も人それぞれです。
ハイヤーセルフと繋がるにはいろいろな方法があります。
瞑想、呼吸、イメージなど、自分に合ったやり方があり、感覚を磨き自分自身で見つけ出すのがよいでしょう。

見えない存在ですので繋がるには、心が清らかで特別な能力や厳しい修業が必要なのではないかと感じるかもしれませんが、そのようなものではありません。
そのような能力よりも必要なことは自分自身をよく知る、つまり内観することで繋がりを強化する近道になります。

内観することは、時には厳しい現実を知ることになるかもしれません。
自分自身の醜い部分や知りたくもない嫌な一面を認識することで、辛い気持ちを味わうこともあります。

そのような面も自分の一部分であることを認め、受け入れ、許すことで心が穏やかになり、外側の世界も違ったものに感じるようになります。

そして、何よりも自分自身を大切にするようになり、心の声を素直に聞き入れるようになります。
それは、魂の声であり、ハイヤーセルフの声でもあります。

自らを深く知ることは、ハイヤーセルフとの繋がりを強化する近道になるのです。
では、ハイヤーセルフと繋がっている感覚はどのような感覚でしょうか?

4.繋がっている感覚

ハイヤーセルフと繋がっている時は、いつもの自分とは少し違った感覚があります。
「私は繋がったことがありません」そう思いますか?

それは、繋がっていてもこれが繋がった感覚と認識していないだけなのです。
例えば、何気ない会話の中で、いつもの自分ではないような感覚で会話をしたことはないでしょうか?
それはよく知っている知識や、得意なこと、興味のあることを相手に伝える時など、言葉がどんどん出てくるといった感覚です。

その状態はハイヤーセルフと繋がった状態であり、自分が相手に伝えたいビジョンがしっかり見えている、感じ取っている状態なのです。

言葉や感覚として繋がる方が多いのですが、ハイヤーセルフからのメッセージを書くことで受け取る方もいらっしゃるようです。

また、瞑想や呼吸を整えてハイヤーセルフと繋がる時は、ハートチャクラのあたりがジーンとする感覚があります。

感謝の気持ちが湧き起こり、感極まり涙があふれることもあります。
また、指先までポカポカと温まることがあります。
この状態もハイヤーセルフと繋がった状態で、高次元から受け取ったエネルギーが全身に循環している証拠です。
繋がり方も感じ方もさまざまではありますが、どんなときも繋がっていると意識することが一番重要なことなのです。

5.繋がる注意点

ハイヤーセルフとの繋がりを強くすることに慣れてくると、メッセージを受け取りやすくなります。
感覚が敏感になることで、ハイヤーセルフ以外の存在とも繋がりやすくなるかもしれません。
ですが、むやみに宇宙存在との繋がりを求めることは危険なことでもあります。
自分自身の精神状態によっては、低い次元の存在と繋がり感情を揺さぶられてしまうようなメッセージを伝えてくる可能性もあるからです。
低い次元の存在は、高い次元の存在と偽って近づいてくるかもしれません。コントロールされないためにも、自分自身であるハイヤーセルフ以外の存在と、興味本位で繋がることはいいこととはいえないのです。

また、ハイヤーセルフと繋がりを深めることは、自分の感覚を信じることでもあります。
その感覚を信じることで自分の軸がブレなくなり、周囲に振り回されることもなくなり、心地いい日常が過ごせるようになってきます。

6.まとめ

いかがでしたか?高次元にいる自分自身は、何があっても離れることがなく、共に成長していく存在です。
その存在に感謝をすることは、自分に感謝をすることになります。
感謝の波動に満ちた人は、周囲の人を幸せにします。
その波動は波紋のように広がり、宇宙の果てまで伝わるのです。

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