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行かない方が良いとされる神社5選|神様がいない…

1.はじめに


日本には数えきれない程の神社が点在しています。
鳥居をくぐるとそこからは別世界のように空気が澄み渡り、
厳かな雰囲気に包まれます。
神社参拝には神様に対して失礼がないように様々な作法があります。
例えば手水舎では心身を清める場であり、
汚れた手を洗う「手洗い場」ではありません。
手水舎一つを取り上げても、右手で柄杓を取るなど細かい作法があり、
完璧にこなせる人はほとんどいないのではないかと思います。

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神様にお願い事を聞いていただくには作法は
とても大切な事ではありますが、何よりも一人一人の
心の在り方が一番重要であるとも言えます。
熱心に神社参拝される方のほとんどは、
神社とはお願い事をする場所ではないと言われます。
ご加護を授かりたいという気持ちは誰もが持っていることとは思いますが、上手くいかないことを周囲のせいにして神頼みをしても、
あまりいいこととは言えないのではないかと思います。
日本人はとても不思議な人種で、「神様なんていない」と断言する方でも、神社には参拝される方がいらっしゃいます。

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これは神様を拒絶しながらも、どこかで信仰しているという
表れなのかもしれませんね。
さて、みなさんは訪れる神社について、良く調べて行きますか?
氏神様以外の神社に参拝される時は、何を目的として参拝されますか?
神社にも場所や大きさなど様々な神社がありますが、
あまり訪れない方が良いとされる神社も存在しているのです。
それはいったい、どのような神社なのでしょうか?
今回は、神様がいない?
行ってはいけない神社についてご紹介します。

2.行ってはいけない神社


神社には神様がいらっしゃる。
神様に御挨拶をしたい。
平穏無事に過ごせていることに感謝を捧げたい。
ありがたくご加護を授かりたい。
このような気持ちで神社には参拝される方が多いかと思います。
では、行ってはいけない神社とはどのような神社なのでしょうか。

荒れ果てた神社

どの神社にも歴史があり、本殿や社務所といった
建物は古い物であることが多いかと思います。
ただ、歴史を感じる古さではなく、壁や屋根がボロボロになっていたり、
雑草で覆われているといった手入れがされていない神社は、
神様がいらっしゃらないことがあるのです。
神様は汚れた場所にはいらっしゃいません。
鳥居をくぐり、清掃もされておらず
薄暗くて不気味さを感じる神社には近づかない方が良いでしょう。

人気がある神社

テレビや雑誌で紹介されたこともあり、
誰もが知る有名な神社は要注意な神社です。
連日大型バスが訪れ観光客で賑わう神社は、
どうにかご利益を得たいと我欲にまみれた方の
エネルギーが渦を巻いているのです。
人気が高い神社でパワーを授かるどころか、
欲望の強い参拝者のエネルギーを受けて、
体調を崩してしまう事もあるのです。

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疱瘡神を祀る神社

日本各地に「疱瘡神社」と呼ばれる神社があることをご存知でしょうか。
この「疱瘡」とは天然痘のことを指しています。
現在は根絶された疫病ではありますが、感染力は非常に強く、
その致死率は20%~50%と言われ恐ろしい
流行病として長い間悩まされてきました。
疱瘡神社には疱瘡神と呼ばれる神様を祀っているのですが、
崇める為ではなく、封じ込めるために祀っているのです。
疫病神を拝むことで病から逃れるための神社ですので、
気軽に参拝しない方がよいでしょう。

稲荷神社

五穀豊穣の神様を祀り「お稲荷さん」と親しまれている稲荷神社は、
全国に多数点在しています。
稲荷神社と一括りに呼んでいますが、
稲荷神社には「神道派」「仏教派」があります。

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神道派の稲荷神社には「宇迦之御魂神」うかのみたまのおおかみという五穀豊穣の神様が祀られています。
そして仏教派には「茶枳尼天」だきにてんという神様が祀られています。
茶枳尼天とは、インドが起源である「仏教の神」とされていますが、
人肉を食べる鬼神、夜叉の一種と言われています。
その姿は白狐にまたがり空を駆け巡る天女で、
すさまじい神通力をもっているとされています。
稲荷神社は一度拝むと、一生拝み続けなければ
祟りがあると言われ恐れられてきました。

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これは、必ず祟られるという意味ではありませんが、
神様の強い霊力で願いを叶えても
お礼もしないような無礼な振る舞いは通用しないといった意味なのです。
祟り神とも言われる仏教派の稲荷神社には、
行ってはいけないとまでは言えませんが、参拝しない方が良いでしょう。

○○天満宮

日本には天満宮、または天神さんなど
天神社アマツカムノヤシロと呼ばれる神社があります。
これらは、学問の神で有名な菅原道真公が祀られています。
受験シーズンには合格祈願として参拝される方が多いと思いますが、
道真公は「祟り神」とされた歴史があるのです。
非常に優秀だった道真公は右大臣まで出世をしたのですが、
藤原時平に妬まれ大宰府に左遷されてしまいました。
その地で辛く苦しい日々を送り亡くなった後、
京都にて疫病の流行や落雷で死者が続出し、
道真公の祟りであると恐れられました。
つまり、天満宮や天神さんは道真公の魂を鎮める神社でもあることから
むやみにお願い事をするのは避けた方が良さそうです。

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3.まとめ


いかがでしたか?どのような人でも、心が弱っている時には
何かにすがりたくなってしまいます。
神社参拝をすることで心が晴れることもあるかもしれませんが、
やみくもに拝むだけではなく、どのような神社なのか下調べも必要です。
また、神社にも相性があるようです。
どんなに願いが叶いやすいと評判のいい神社でも、
誰もが当てはまるとは限らないのです。
自分に合った心地よさを感じる神社を見つけ出し、
訪れてみるのもいいかもしれませんね。

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