『スナイパーの意外な使い方』 #毎週ショートショートnote
* 伝説のスナイパー・Z
重力加速・空気抵抗・弾速・自然条件・・・突発的に起こりうる あらゆる
可能性にも対処して、遠方のターゲットに照準を合わせて撃ち抜く。
それがスナイパーとしての私の仕事だった。
一度の失敗もない【 伝説のスナイパー・Z 】としてその名も知られていた。
組織の一員・・・時には傭兵として。さらには秘密裏に政府に雇われた工作員として。 だが、時代は移り変わり世界が平和を享受するようになり・・・
私のスナイパーとしての職務も潰えるかと思えたのだが
思わぬ業界から呼ばれることとなり、私は自らの新しい生き方を見出したのだ。もちろん・・・プロの スナイパーとして。
紡績を主産業とするその国では、縫製工場も多く大勢の人が働いていた。
私は契約を取り交わした一定期間、その縫製工場での任務に身を置き、
順番を待つ次の職場へと旅立つ・・・そんな繰り返しを続けている。
さぁ、今日も 時は満ちた・・・!!
空調の微妙な風を読み、周りにいる人の吐息にさえ意識を向ける・・・
針穴の的に
心の照準で意識を集中し
指先で摘まんだ糸で・・・
射貫く・・・!!!
私は【 伝説のスナイパー・Z 】なのだから。
【貫通】
*文字数過多・・・失礼しました。
*この物語はフィクションであり、実在の人物・出来事・場所
名称・事件等とは一切の関係がありません。
〇たらはかに様の企画に参加させていただきました。
今回のお題は「スナイパーの意外な使い方 」。
裏お題が「スライダーの偉大な滑り方」でした。
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