『未来断捨離』③ #毎週ショートショートnote
*【未来断捨離】による【無頼ママチャリ】対決!
20XX 年。
文化を尊び、未来に続く科学の大半を断捨離した社会は
理想に反して荒廃した世界へと変貌を遂げた。
空からは飛行機が消え地上を走る電車も車もその姿を失い
情報は掲示板による書き込みや瓦版により口伝として
伝わるのみである。
新時代でも争いの種は尽きることなく
今日も《レーシング場》と呼ばれたかつての廃施設で
地域の支配をめぐる戦いが行われようとしていた。
科学技術としての断捨離の境目にあって唯一生き残った
『ママチャリ』を最高兵器として装備する軍団の
ボスの対決であった。
一方は容赦もなくその力を誇示する軍団【恐露死亜同盟】。
一方は彼らによってその地を脅かされている【悪ライダー隊】である。
戦いは、レース場のスタートラインを逆方向にスタートし一周して
最初にゴールフラッグを受けたボスが《全ての権利》を得て、
負けたチームは全てを捨ててその命に従わなければならない。
さぁ・・・【無頼ママチャリ】対決の行方や如何に?!
スタート!!!
【?!】
(410字)
*この物語はフィクションであり、実在の人物・出来事・場所
名称・事件等とは一切の関係がありません。
*こちらに参加させていただいてます。
今回のお題は 『未来断捨離』
裏お題が・・・『無頼ママチャリ』でした。
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