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まのいいりょうしのアウトプット集

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「自然から糧を得ながら、まのいい暮らしを目指します」。チームまのいいりょうしの共同運営マガジンでは、メンバーが月一くらいのペースで、なにかしらのアウトプットをしていきたいマガジン… もっと読む
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2023年2月の記事一覧

読み聞かせの秘め力

 ”まのいいりょうし” を屋号に掲げる私たちは  常々 ”まのいい暮らし“ について考えている。  うちにはテレビがない。  なので、たまにテレビ番組を見ると 新鮮な気持ちで感心してしまう。企画や構成、番組一本作る為にかけられた時間や人力の数を想像して、「すごいな」と素直に思う。  先日、わたしが信頼してやまない絵本屋さんに勧められた番組を観て、すこぶる感動した。NHK の「こころの時代 言葉の力 生きる力」という番組で、児童文学者 松居直さん のインタビューである。

感観考動 - KANKANKODO

感じ、観て、考え、動く。 なるべく自然に寄り添い暮らそうとする中で、大切にしようと心がけていることがあって、それを感観考動とよんでいる。 ・ 我が家にはセバ太という名前の犬がいて(通称セバ)、朝夕の散歩が日課である。 犬の散歩は、だいたい、同じような道を、同じような時間に通る。だから人も、同じような景色を、同じような時間に見ることになる。 セバとの散歩は大抵が山道なので、路肩の脇によく落ち葉が溜まり腐葉土化したりしているのだが、ある日、その腐葉土が、ところどころほじ

樹木礼賛 #1 木はブッダである

木はブッダである。 ブッダとは特定の人を指す言葉ではなくて、「悟りを開いたもの」という意味であるそうだ。 仏教が好きで、その類の本を読んだりするけれど、悟りや解脱がなんたるかはよく分からない。しかし、辞書的な定義の悟りや解脱であれば、木はそれを体現している(ようにみえる)。 そもそも釈迦はインドボダイジュの下で悟りを得たというし、また、釈迦以前に6人のブッダがいたという考え方があるのだが(過去七仏)、その6人にもそれぞれ別の木の下で悟りを開いたということになっているらし