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最近、失って学んだことありますか

ヒンドゥー語で書かれた白文字のしたに日本語で和訳が書かれている。
ガンジーの格言らしい。

この作品が好きだ。
※このほかにもいろいろな格言がかかれたものがある。
※光の反射で角度的に見える作品。


さて、こうやってふと現れる問いに出会うのかがたまらなく好きなわけだが、失ってから学んだことはあるだろうか。

失ってから学ぶので、大抵いやな思い出のはずだ。


しかし、今回は、失って学んだことではなく、学んだことで失うことはあるか、という逆説について考えてみる。


学んで失うことは何か。
失敗から学ぶことは非常に多いが、その学びで失うことはあるかという視点に着目したい。

そんなんあるわけないだろ。


となってしまったら可能性を潰してしまう。



学んだことで失うものはなにか。


ちょっと考えてみた。

あ、わかった。

という最初に得られる学びの感覚もその一つだ。
もう知ってしまったら、最初のワクワク感やなるほどという結びつきはもう得られない。


また、学びからの先入観やその後の経験にバイアスがかかるかもしれない。
学んだことで、人は失敗を避ける。
これはヤバイやつだ、避けておこう、という感覚は過去の教訓から自然と離れる。
ただもしかしたら今回は何か別のことが起こるかもしれないという新しい可能性を閉じてしまう場合もある。
そこに飛び込むかどうかの判断が鈍る場面もある(大抵そうならないけど)。


考え出したら自分が学ぶことで成長できるという反面の「学びで失うもの」を考えたら、学びの可能性や目を向けられなかった可能性を発見できるかもと思った。


本日の問い:人は失って学ぶ。学ぶことで失うことはなにか。

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