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4月22日

近所のイタリアンレストランがテイクアウトを始めたと聞き、早速予約の電話をした。以前から気になっていたが店内で食べたことはなく、近くでお祭りがあっている時に店の外でひっそりと売っていたホットワインとカヌレを買ったことがある。冬の夜に出店の灯りを遠くに眺めながら、一人でホットワインとカヌレを食べるのが楽しくて、毎年必ず買っている。テイクアウトでは、パスタとサラダを買うとパンとカヌレがおまけで付いてきて、久しぶりにカヌレを味わうことが出来た。

相変わらず筋肉痛が酷く、歩みもゆっくりになる程だが、動かした方がいいかもしれないと思い今日もRolaのYouTubeの運動をした。やれば出来るもので、気持ちよく汗をかくことが出来た。筋肉痛になると何をするにもどこの筋肉が使われているかがよくわかる。筋肉痛は全ての動作を億劫にさせるし眠くなるので嫌いだが、筋肉がきちんと刺激されているのだなとわかるのでたまにはいい。

今日はZOOMをはじめて使った。発言のタイミングを見計らうのが難しく、結果無言の時間が続くことがあった。率先して返事をしたり間違いを指摘したらしたで、先生と私だけのやりとりになってしまっているようでいたたまれない。挙手ボタンは今回は使わなかったが、あれはどういう風に表示されるのだろう。上手く利用出来ればいいのだが。今日はZOOM中、犬は昼寝をしていて大人しかったし、母は外出してくれたが、本格的に授業が始まるとそうもいかない。うちの犬は逢魔が時に必ずと言っていいほど吠えるが、明日は五時からZOOMで無料のイタリア語講座を受ける予定だから、不安だ。

ミーティングが終わり、小説もWordに打ち込み友達に提出できたので、授業で使うので新版を買い直した谷崎潤一郎「痴人の愛」を読み返した。中学生の時に初めて読んで、その時はなんとも思わずただ面白いなと思っていたが、今読むと主人公の女に対する認識に反発を覚える。時代だろうが、それがおかしいことだと気付けるくらいには成長したのだなと感慨深くなった。なぜ近代文学作品はこんなに言葉が美しいのだろう。目の中で文字が踊るようだ。

数ヶ月前の古本市で買った、「daddy-long-legs(あしながおじさん)」を開いてみた。本文は日記形式で、一つ一つが短いので毎日少しずつ読むのにいい。あしながおじさんの主人公の少女は、赤毛のアンと通づるものを感じて好きだ。ところで驚いたのだが、daddy-long-legsとは昆虫の名前らしい。知らなかった。私の持っている本には主人公があしながおじさんに目をかけられるきっかけとなる作文、「Blue Wednesday」はページの都合上載っていなかったが、検索してみたらあった。読んでみようと思う。

https://en.wikisource.org/wiki/Daddy-Long-Legs/Blue_Wednesday

30-day song challenge 10日目は、
"A song that makes you sad"
Stingの「Shape of my heart」を挙げる。言わずと知れた名作、映画「レオン」の主題歌だ。この歌を聞くと、マチルダが逃がされる時のあの泣きじゃくる顔が思い出される。ナタリー・ポートマンは今も好きな役者だ。

https://youtu.be/QK-Z1K67uaA

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