先月の騒動についてのお話し
久しぶりの投稿になります。
今回は私が先月に起こしてしまった自殺未遂騒動について詳しくお話しします。
現在は比較的安定して過ごせていますのでご心配なく。
それでは本編へどうぞ。
1. 自殺未遂に至ってしまったまでの経緯
たぶん事の発端は7月にまで遡ると思います。そこから順を追って話していきます。長文になることが予想されますのでご注意下さい。
1.1. 動機等について
私自身、7月ごろから明らかな違和感の増大を感じていました。でもそのときは何か少しモヤモヤするなーって程度で普通に生活できていました。そしてそのまま夏休みに入り、最初は楽しく過ごせそうでした。しかし夏休み毎日投稿という企画をやってみて1週間ほどで"需要ない"とか"可愛くない"などと言われ、一度メンタルが崩壊しました。結局それはすぐに終わらせて存在自体をなかったことにしました。ですが東京観光で心を落ち着かせたりフォロワーさんに慰めてもらったりなどして、8月半ばにはなんとなく元気になりました。
そのまま8月末で夏休みが終わるとすぐに学校の修学旅行がありました。初日から3日目の昼までは東北、その夜はディズニー、最終日は東京観光というスケジュールでした。ディズニーではアトラクションを楽しんだり、可愛いグッズを買ったり、東京では池袋のジェンダーレスコンカフェ『KITSUNE』さんとメイドカフェ『HoneyHoney』さんに行かせてもらったり、とにかくたくさん楽しめました。また、帰ってからしばらくはかわいくなりたい欲や女装のモチベーションがとても高く、親がいたのに女装するくらいでした(何とか親にはバレなかったです)。
ですが、そんな時間も束の間。授業が再開するや否や元気がなくなっていき、精神的に徐々にキツくなってきていました。また学園祭や体育祭などについての揉め事も重なって、物理的にも追い詰められていきました。しかしこのときの私はとても忙しく時間もなかったので、誰にも相談できずにいました。これが9月末の状況でした。
そしてここからが今回の自殺未遂の1番の原因となったことについてです。
たぶんこれまで話したことが起きていない状態でなら自殺未遂には至らなかっと思いますが、私の精神状態がギリギリだったために至ってしまったのだと今は考えています。
それは学校行事が一通り終わった週末のことです。具体的には9/30と10/1。学園祭や体育祭は終わったのでその揉め事は立ち消え、残りの大きな悩みはあれからずっと増幅しているモヤモヤでした。テスト前ではあったものの時間はあったので、じっくりと自己内対話をしてその原因を考えました。
1つの結論として見えてきたことは本当の私のありたい姿と現実の私の姿との間にとても大きな乖離が生まれているということでした。
本当の私のありたい姿というのはいつもかわいく過ごしたい、女の子みたいに接してもらいたい、理想の自分に少しでも近づきたい、というような気持ちの上で"女装"している私のこと。
現実の私の姿というのは学校や家などで自分の本当の気持ちを抑えて、嫌々ながらも"男子"という括りに入れられて生活し、仕方なく気合いで演技している私のこと。
ここで一度私なりの女装等に関する考え方についてお話ししようと思ったのですが、とても長い話になると思いまして。そこで、この考えについてはまた別記事で詳しく話すこととして、とにかく私なりの考えを元にして考えた時にその乖離に苦められているんだと気づきました。
しかし、そんなことに気づいてももう手遅れでした。
そのときすでに私の心は限界を迎えていたからです。
1.2. 何をしてしまったかについて
10/1夜にその結論に辿り着いたとき、なぜか急に涙が出てきてもう何も考えられなくなりました。自分の感情が抑えきれなくなってしまって、一気にメンタルが大崩壊し、いろいろと考えを巡らせ、結局眠れずに次の日を迎えました。でも学校でこんなのはいけないって意志はあり、限界ながらもある程度は気持ちを抑えて学校を乗り切りました。
しかし学校では予想だにしない出来事もあり、私のメンタルにさらなる追い討ちをかけられました。現代文の先生の無駄話。それに乗って笑って馬鹿にしてくるクラスメイト。休み時間の何気ない一言。その場では笑って誤魔化したけど本当は負の感情でいっぱいになって今すぐにでも死にたいって思った。ついでにみんなにも死んでほしかった。
家に帰ってからはずっといろんなことを考え込んでしまったし、だんだん虚無感に襲われていって結局は脳死でベッドに仰向けになることしか出来なかった。でもXで今の自分の状態をポストして助けは求めた。結局そのときは誰も助けてくれなかったけど。次の日は学校には行ったけど誰とも話しませんでした。と言うより話せなかった。ずっと俯いて、泣いて、保健室に逃げて。授業中もいろんな考えが頭の中をぐるぐるしていて本当に辛かった。やっぱり昨日のうちに死ねばよかったって思った。
その日いろいろ考えているうちにやっぱり死にたいって気持ちがとても強くて、でももう二度と自殺なんてしないって気持ちも強かった。でも私のメンタルは大崩壊してて結局は自殺を選んでしまいました。学校帰りに薬局を2軒まわって睡眠薬を30錠ずつ買って。家に帰ってからはクラスLINEに「明日からも放っておいてほしい。でも今夜死ぬからそもそも明日来れないけど。」って伝えました。個チャで聞いてきた子には「ODして自殺するから心配しないで」って伝えて。
この日は親が出かけてる日だったから適当にご飯食べてお風呂入って意味のない宿題をしてました。でもどんどん辛くなってきてどうしようもなくてXで自殺を宣言しました。21:15くらいだった気がする。その時点でもうあと1時間くらいかなって思ってて。その間に思い残したことを少ししたり、リプとかDMとかLINEとかで最後のお話しをしたり。死んじゃダメとか言われたけどそんなの無理だった。それで結局睡眠薬を飲んでしまった。22:20くらいだったかな。一気に60錠は無理だって分かったから半分ずつ飲もうとした。でも最初の半分を飲んだ途端に苦しくなって。残り半分を飲む前にベッドに倒れ込んでしまった。でもこれだけ苦しかったら死ねるって思って。そのまま2分くらいで意識が飛んだと思う。
でも結果としては死ねなかった。次の日の朝7:35に起きてしまって。起きたときは頭痛と眩暈が酷くてあれ…?と思ったけど、机の上の睡眠薬を見て自殺に失敗したことを悟りました。急いで死ねなかったことをポストして薬を隠して学校の準備をしました。自殺に失敗したなんて到底親には言えないから寝坊したって言って、体も思うように動かなかったけど学校に行った。何で生きてるのって自問自答しながら。学校ではあまりにも体調が悪すぎて動く余裕もありませんでした。前日とは別の意味で辛かった。
その日の放課後はすぐ家に帰ろうとしました。でも途中で雨が降ってきて雨宿りをしました。その時もまだ死にたい感情でいっぱいだった私はまたも良くないことを思い付いてしまいました。先の道が見通しの悪い三叉路なので車が来る時に自転車で飛び出して事故れば死ねるんじゃないかって。そのまま車を待って実際にやってしまいました。しかし衝突寸前でお互い急ブレーキをかけたので、私だけ左斜め前に大きく滑ってしまいました。またも自殺に失敗して気が動転してしまい、左手のひらと左膝が血だらけになった状態で家に帰りました。車の運転手さんには"車とは当たってないし私の単独事故みたいなものだから警察に報告しないでください"とだけ言ってその場を後にしました。親には滑ってこけたとだけ言って処置してもらいました。記事公開日(11/4)時点では手のひら1箇所以外はそれなりに治りましたが、流石に当時は痛すぎたのでそこでようやく希死念慮がなくなりました。なくなったというより、死に対する恐怖に覆われました。
ご飯を食べたあとに死にたくて事故ってきたということをXで報告しました。しかし、前日のOD報告とは違って引用ポストやDMでいろんな人に怒られました。"他人を巻き込んでまで自殺しようとするな""あまりにも愚かすぎて助けようとも思えないし今後関わってこないで"などなど。それについては深く反省しています。自殺したい気持ちを抑えきれずに見ず知らずの人に殺人をなすりつけようとしたこと。それによって多くの人の気分を害してしまったこと。そもそも自殺しようと思うまで追い詰められてしまったこと。
たくさんの指摘を受けて炎上するかもしれないと思って、その後に今回の一連のポストは全て消しました。なのでそんなことがあったのかと初めて知る人もいると思います。消してからは自分の心を落ち着けるためにしばらくSNSから離れていました。
2. 騒動とその後の影響
前半パートが長すぎたのでここからは簡潔に話します。
2.1. 自身への影響
中2の11月に1回、高1の6月に2回飛び降り。10月にODと事故。これまで実に5回も自殺未遂をしてきました。流石に体も悲鳴を上げています。飛び降りによる左中指の骨折は今も治っておらず、ODによって自分でも分かるほど臓器機能が低下し、事故によってたぶん永久傷が残ることになると思います。
ここまでしてようやく気づくことができました。自殺は本当に良くないことなんだと。自分の命を失くしてしまったり、周囲の人に悪影響を与えてしまったり、自分の人生の質も下げてしまったり、といいことなんて一つもないと分かりました。
2.2. 周囲への影響
クラスメイト等の現実の人に対しては心配させてしまったり呆れられたりといろんな反応をされました。本当に申し訳なく思っています。たぶん相当嫌われた気がしますが今後も関わってくださると嬉しいです。
またSNS上での関係のある方々に対してもいろいろな心配をかけさせてしまい、本当に申し訳なく思っています。また、この騒動でフォロワーさんが30名以上減りましたが、たぶん私に対して恐怖心や警戒心を持たれたためだと思います。私をブロックした方には特に不快な気持ちを与えてしまったのだろうと思っています。届かないだろうとは思いつつもここで謝罪させてください。これからも皆様の信頼回復に努めていきます。
しかし中にはあからさまに誹謗中傷をしてくる人もいます。事故に関しての指摘や今後関わらないでといった内容は当然飲み込みますし、今回に関しては誹謗中傷には当たらないと思っています。ですが"死ね"などといった強い言葉を繰り返すような指摘や毎日似たような内容で罵ってくる人に関しては厳正に対処します。スクショも撮ってあるので言い逃れはさせません。覚悟の程を。
(2024.3.30追記)
この件に関して強い誹謗中傷を繰り返した3名は警察によって厳正に処分されたと聞いています。どのような形の処罰か詳しくは分かりませんが、人を傷つけた分は社会的死亡という形で自分に返ってくるということです。
3. 現在の状況と今後について
現在は心も落ち着いてきて割と普通の生活を送れています。10/4以降SNSはお休みしていましたが、10/28にInstagram&Threads、10/31にTikTokを更新、11/4にこの記事を公開、と少しずつ復帰してきています。11月中には完全復帰できるように現在頑張っています。しかし怪我の影響でまだしばらく女装はできませんし、写真ストックもないので投稿はほぼしないと思います。ですがクリスマスくらいは何か投稿したいとは思っています。
この休んでいる期間にはカミングアウトしている同級生数名やフォロワー様数名とお話しし、今後どのようにしていくかなどを話していました。まだ結論は出ていないのですが、とりあえず第一段階として学校の先生には相談しました。今後の経過については今後またここでお話ししようと思います。
私は今、これまで自殺未遂ばかりしてきた自分に今度こそ別れを告げ、大きく変わろうと精一杯頑張っています。
なのでここで宣言させてください。
私は今後自殺や自傷行為、またそれに類する行為は一切しません。
もし今後私が自殺しようなどと発言したときは全力で怒ってください。
私も病んだときはすぐに誰かに相談して深刻な状態にならないようにします。
そして私がいつもより病んでるって気づいたらどんな手段でもいいので容赦なく指摘してください。
こんな私ですがこれからもよろしくお願いします。。