投資メモ_20220609

投資のルールについて

まず、株を買う上でのルール(○○のパターンであれば××するといったもの)を明確にしておく。
これは、自分へのメモ書き、戒めでもある。

買う銘柄について

・日足のMACDが上昇基調になっていること
・週足のMACDが上昇基調ないし底を打っているように見えること
・日足のRSIが40付近であること、そのRSIは50~60付近から下がったのではなく、20~30から上がってきた結果であること
・東証プライム市場の銘柄であること

これらは以下の意図をもつ制約である。
・いわゆる落ちたナイフを掴まないようにするため
・数週間のスパンで利益を伸ばせる株を選定するため
・売りたいときの手離れをよくするため

売る銘柄について

・買った当時から価格が5%以上下落した銘柄(損切りの意味合いで。コレは絶対)
・MACDが下降基調になった銘柄(何をもって下降基調になったとみなすのか、は精査の余地がある)
・一般のニュースで悪い材料(リコールなどの不祥事)が出た時

買い増しについて

・日足・週足のMACDが買った当初から上がり基調であること
・「テクニカル的に上がるとは思うが確信が持てない」というタイミング
・長期的(1か月~数か月)に持つ予定の銘柄の価格が一時的に下落した場合(2022/6/8現在で言えば小麦ETFがそれにあたる)
・ただし、運転できる資金総額の6割を超えないようにする

利益確定のタイミングについて

・幸福感のうちに「今後も上がるかもしれない」と楽観し、買い増しを検討するタイミングに売る

売買してきた銘柄について

1.小麦ETF

2022年の初めから3月に至るまで累積してきた3万ほどの損失を、この銘柄による利益でほぼ吸収出来た。
もともとはトンガ辺りの海底火山の噴火による今後数年単位の天候不順や日照不足、それに伴う収穫量の減少を見越して少し買っておいた銘柄だったが、まさかのロシアによるウクライナ侵攻で予想以上の値上がりを見せ、程よいタイミングで売ったのが功を奏した。
が、その後はバブルが弾けて1か月程度は下落トレンドになり、一度売った株を「まだ上がるかもしれない」という無根拠な楽観のもとに買い増しし、案の定連続した下げに見舞われ、結局プラマイゼロくらいで落ち着いた。
2022/6/8現在、今度こそ数か月~数年単位で持つことを念頭に大幅に買い増ししている。

2.メタルETF・アルミETF

これもウクライナがらみで買った銘柄。
エネルギーの供給不安により、大量の電力を消費するアルミやニッケルの高騰が反映される形となった。
だが、これらの金属系銘柄のバブルはすぐに弾け、数万単位の損失を抱える結果となった。
この銘柄に手を出した感想としては、アルミはまだマシだがメタルETFは本当に1日あたりの出来高が低く、利益確定をするにしても損切りをするにしても自分の意図とは外れた不利な価格での取引を余儀なくされるケースが多かった。
おそらく今後よほどのことがない限りメタルETFには手を出さないだろう。

3.第一三共

4月~6月期は累積した損失を取り返す時期だったが、中でも第一三共は買う銘柄選定に成功したという意味合いで最初の銘柄だった。そして売るタイミングを急ぎすぎたという点で反省が必要な銘柄でもある。
当時、3月18日に2401円で購入したこの銘柄だが、その当時は週足・日足の両方においてMACDが底を打っており、購入してから2,3日はあまりぱっとしない値動きだった。その後、上昇基調を見せたので買い増しし、3月25日に2692円になった段階で売っている。
その当時の私は、まだこの銘柄の週足で見た時のMACDの伸びしろがまだあることを認めつつも、今後同じように上がる保証がない、という観点で売ってしまっていた。
「まだ上がるか不安があるうちは売らない方がいい」と思ったきっかけの銘柄その1である。
なお、第一三共の現在の価格は3455円である。悲しい。

4.薬王堂HD・カワチ薬品

5月の一時期、地方を中心に展開するドラッグストア系の株のMACD、RSIがいい感じに底を打っているような傾向があった。その中で購入を決めたのが薬王堂HDとカワチ薬品である。カワチ薬品は買った当初わずかに値上がりしたがその後鳴かず飛ばずで低空飛行を続けたので早々に売り払った。
薬王堂は「週足のMACDから見て今後数週間は値上がりする余地があり、日足のMACD、RSIを見ても今が底に思える」という目論見通り、ジリジリと上がっていった。
しかし問題だったのはいつ売るか、だった。ある程度値上がりした後、週足で見た時のMACDの伸びしろはまだ残されていそうだった。だが、日足で見た時に収穫のタイミングを迎えていたように見えた。その時考えたのは一度利益確定し、少し日足で下がったタイミングでまた買うか、もう売ってしまってしばらく触らないかのどちらかだった。
経験上、一度手放した株を1週間~2週間程度のうちに買いなおすと強烈なしっぺ返しを食らうケースが多かったので、売り切ってしまうことにした。
なお、薬王堂HDの株価は今なお上がり続けている。悲しい。

5.CSP

第一三共、薬王堂HDと同じく、同じ期待のもとに買い、同じように早く売りすぎた。自分の読みをどこまで信じられるかは今の私の明らかな課題である。

6.楽天・博報堂

6月に入ってから小麦と一緒に仕込み始めた銘柄。
博報堂は少し上がったかと思えば大きな下げが起こるので、これが金曜も続く(≒週足MACDが上昇基調に乗らない)ようであれば損切りする。
楽天は週足で見た時にかなり底値に思えるので上昇基調が疑念のうちに期待できるうちは持っておくこととする。



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