全力挑戦漫画坂　04

◆序章

読むのは簡単で楽しい「漫画」。けれど描く事に挑戦すればするほど、実力の無さ、納得度の果てが無いという事を痛感します。
そんな自分のマンガヂカラを高める為、自身で気になったり挑戦した事を備忘録として残していきたいと思います。
あくまで自分が受けた感じた「主観」の記事です。気になる点などコメントよろしくお願いします。

◆伝える届けるコマの配置

2016年1月に初めてTwitterで出会った「かとうひろし先生のマンガ基礎表現課題」。当時夢中で挑戦し、本当にいろいろと勉強になりました！(かとう先生のnoteはこちら)

この中で特に勉強になり、自分の描き方が変わった項目を列記。
　◇シーンが変わった最初には状況説明のコマを配置(背景描写)
　◇キャラ、モノの位置関係を示すコマを配置(引きの図など)
　◇キャラの立ち位置の切り返しに気をつける(イマジナリーライン)

これらはすべて、自分の為、マンガを早く楽に描けるようになったり人気を得る欲望を叶えるためではなく、「伝えたい内容を、読者である第三者『相手』に、どうやって分かりやすく届けるか」においての重要演出表現ポイントです。

文章ではわかりづらいので例を。

◇上記問題出典：かとうひろしマンガ基礎表現課題

上記取り決めを意識して守るよう、工夫と試行錯誤を重ねると、確かに初稿より理解しやすくなると実感しました。　
あと一度提示したりする事で、自分のマンガを客観的に見られるようになった　というのも、効果を理解する方法だったと感じています。

なかなか得られない「客観的な視点」。
担当編集がいる方はその方に、またマンガ描き方セミナーなどを利用して評価をもらう　などが確実で手っ取り早いのかもしれないですが、
私は主観に邪魔されない視点を得るために下記事項を実践しています。
　◇情熱と主観でとにかく描き終わらせる。
　◇風呂に入ったり外出したりして、とにかく１日作品を寝かせる。
　◇前提を何も知らない「読み手＝相手に届くのか？」視点でチェック。
　　※読み手は1/10しか受け取らない前提で！
　◇迷ったら切り捨てて構成し直す、という決意と覚悟で断捨離修正。
　　※汗と涙と苦労が一瞬で無駄になる絶望感！これを体験して乗り越えて
　　　ようやくネームの情報の大切さを実感しました。ｗ

◆実践できているか検証

マンガ描きが文章ばかりタイピングしていても意味は無いので、
実戦で使えているのかチェック！

◇直近のホワイトデー漫画を検証。

＜内容解説＞
元ネタは　1989年ＪＲ東海シンデレラエクスプレスＣＭ(牧瀬里穂)！
「願いの期待値は叶う直前が最も高い」という気持ちを余すところなく映像化した傑作の１分ＣＭだと思ってます。話が分かりやすくアクシデントもあって共感力も高いし牧瀬里穂だしもう最高！　(>_<)ｂ☆
◇CM自体はこちらで見れます！
「’89 牧瀬里穂のJR東海クリスマスエクスプレスのCMが良すぎて書き殴ってしまった」　(patoさんのnote)

＜検証と反省＞
反省としては。。。１、３コマと、２、４、５コマのイマジナリーラインが全然守られていない！　Σ(ﾟдﾟ;) 

どうやらまだまだ身についていないようです。。orz
〇立ち位置を意識して修正しました。

立ち位置を修正する事で、白髪の男子がよりクローズアップされて主人公感が増し、違和感が無くなりました。　もっと早く気づいていれば。。(>_<)

もちろん相手に伝えられるチカラが増しても、内容が面白いかどうかはまた別問題！。。。ネタもストーリーもっと練らないと！　(>_<)＜ｷﾋﾞｼｲ！

なんにせよ、これからも学んだ事を実践できるよう全力で挑戦していきたいです！　精進、精進☆

◆オマケ【心理テスト】

上記ホワイトデー漫画の５コマ目にて、彼が誰に告白をするのかを選択する事で、あなたのホワイトデーに対する気持ちが判ります。

便宜上、右から１～とナンバリングします。

≪選択は終わりましましたか？≫

◆【心理テスト】解説

1.みかんの女子・・・一番右の女子を選んだあなた。

「ホワイトデーは外から眺めるイベント。」
そんな事よりこれ"スカート透けてる問題"の絵じゃない？ww

※あの問題、クリエイターが発言するとすれば････
「私はこう描きます。ので御仕事お待ちしています。」一択なんじゃないでしょうか。(^^)

2.右から２番目の女子・・・この中で一番無難な女子を選んだあなた。

「ホワイトデーは男子からの告白イベントでも良くない？」
そうであってもいいんじゃないかな？

3.カエル？・・・カエル着ぐるみ？を選んだあなた。

「ホワイトデーはどーでもいい。」
そんなイベントよりもっと面白い事を！もっと！

4.左側の男性・・・頭にバンダナをまいた男子を選んだあなた。

「そんな事より疲れているので懐かしい思い出に浸りたい」
ホワイトデーと関係ない元ネタ。そこから想起される思い出に包まれたい。

5.親友の男子・・・親友っぽい友人男子を選んだあなた。

「ホワイトデーにもっと刺激を！」
より豊かで自由な発想の海に飛び込みたい！

※※上記はネタ妄言です。本気にしないでください！※※