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全力挑戦漫画坂 06

◆序章

読むのは簡単で楽しい「漫画」。けれど描く事に挑戦すればするほど、実力の無さ、納得度の果てが無いという事を痛感します。
そんな自分のマンガヂカラを高める為、自身で気になったり挑戦した事を備忘録として残していきたいと思います。
あくまで自分が受けた感じた「主観」の記事です。気になる点などコメントよろしくお願いします。

◆演出表現力を高める 2

前回の”全力挑戦漫画坂5”でも書きました、
「漫画家になるには『画力』が必要」 の 画力の部分、
 ◇デッサン力=(何を描いているか、ひと目で伝えるチカラ!)
 ◇表情の描き分け=(キャラの感情が読み手に伝わるチカラ!)
 ◇キャラクターの描き分け=(髪型だけでない描き分けのチカラ! )

この中の2番目、感情を伝えるチカラ演出表現力を高める修行を、
全力挑戦漫画坂2”に引き続き、今回も全力挑戦していきたいと思います!

◆演出表現 テレる

ほとんどの絵描きの方が大好きなテレ表現。作例はそれこそ鳥取砂丘の砂粒より、銀河帝国皇帝ラインハルトが征服した銀河の星々の数より多いと思います。☆☆☆(^^)

演出表現「テレる」。ここで(もっと)照れる表現が欲しい!という時、みなさんはどのように描かれたり気をつけたりされてますか?

テレる理由によって多少違いはありますが、
■演出表現「テレる」の個人的ポイント。
 ◇赤くする、可能なら汗をとばす
 ◇顔の付近に手を置く 
 ◇目線をそらす (相手とそれ以上の会話を続けたくない場合)
上記を入れて表現してます。

〇演出表演 テレる

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<考察>
あまりにも目にする機会が多いので、パターン化された表現になりがちですが、もっと段階を踏んだ表現、色や表情に頼らない演出などバリエーションを増やすことで、さらに豊かな表現が出来そうな気がします。勉強勉強!☆

■他の方々の作例を見て感じた「テレる」表現のポイント。
◇テレ顔の種類
 ◇はにかむ もじもじ のしぐさ   ◇ツンデレで言い返す
 ◇驚いてホホが赤くなる       ◇あせる ワタワタ

◇テレ顔のポイント
 ◇部位を赤くする(ホホ、耳)    ◇汗とばし(体温上昇)
 ◇ハの字眉、フニャ口、半目     ◇驚いて瞳を小さくする
 ◇目線をそらす そっぽ向く     ◇手を顔の周りに置く
※↑この目線の方向で、気分や性格を表せないか? (ー_ー)!!<ムム
 ◇前段で真顔など赤くない顔を置く ※←ギャップ表現☆
 ◇顔をそむける
勉強元・参考元は著作権の関係で表示できませんが、
上記ポイントも確かに、テレの演出表現の要素だと思いました。

〇復習もかねて、テレる演出表現の再挑戦!

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<解説、感想>
 ◇表情に頼らない演出表現 手のクローズアップのみ。
 ◇前コマのテレてない状態とのギャップで強調。
がココロに刺さったので、復習しました! こういう間接的な表現が好きなんですが、前提として「コマに何が描いているか理解できる」画力が必要だと思いました。 なかなかに険しい坂です(>_<)

◆演出表現 食事

演出表現「食事」。これ表現意外と難しくないですか?(^^;) 食事と聞くとつい、あのジブリ作品のような食事描写を思い浮かべてしまい、描けなさにココロ折れる苦手分野です。(^^;)

食事の演出表現が欲しい!という時、みなさんはどのように描かれたり気をつけたりされてますか?

■演出表現「食事」の個人的ポイント。
 ◇料理のアップ      ◇箸・フォークなど手元のアップ
 ◇食べた感想を表現    ◇だれが作ったかの表現 
 ◇ゆげ等暖かさの表現   ◇漫符による感情表現

具体化するとこんな感じ。
〇演出表現「食事」

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<感想、考察>
生活に密着した見慣れている演出表現のため、つい他の表現より厳しく見てしまう気がします。(>_<) 他の方の表現も勉強しましたが、やはり、
 ◇美味しそうな料理の絵のアップ  ◇ほおばるキャラの表情のアップ
は何物にも勝る武器だなと感じました。
料理絵スキルのある方がうらやましい!(>_<)

■他の方の作例、表現で勉強になったポイント。
 ◇美味しそうな料理の絵のアップ   ◇ほおばるキャラの表情のアップ
 ◇液体の透明感  ◇飛び散る食べ物の破片   ◇ほっぺをふくらます
 ◇楽しそうな食事風景(多人数でワイワイやる等) ◇笑顔と会話 
 ◇食べる対象を見つめる視線     ◇夢中になっているしぐさ

あと感想で、食器の高級感などについて触れて頂きました。
たとえ料理の絵スキルが壊滅的だとしても、
 ◇縁が大きいお皿、盛り付け方 などで美味しそうに!
 ◇料理の作り手を描く事で、愛情が込められた料理と表現!
∑(゚д゚)  。。これは検討の余地ありそうです。

◆演出表現 驚き

少年漫画やバトルものには欠かせない表現、バトルジャンキーの自分としては、ここ最近の自炊回数より描いてきたw 演出表現「驚き」、
■演出表現 「驚き」 個人的こだわりポイントはおもに、
 ◇見開いた瞳の演出表現  ◇人物トーン貼り(全面orオデコなど)
 ◇漫符の表現       ◇口元がゆるむ感じの口角下がり 
 ◇コマの流れ:1状況説明⇒2原因⇒3驚き 
 ◇コマの流れ:1状況説明⇒2驚き⇒3原因説明
 ◇白黒反転 (るろうに剣心で初めて見た気がします)
またその他、
 ◇手、肩、後頭部などの部位アップ & ビクッとなる表現
 ◇斜め配置    ◇コマぶち抜き強調    ◇上下逆さ
 ◇人物トーンの目、口を抜く表現(#不安の時のモノ) 
演出として基本的に、
 ◇読み手へ訴えかける目線(正面顔)
を使っているイメージです。

具体的にはこちら。
〇演出表現「驚き」

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上記2枚目左下のギャグ表現、久々に挑戦しましたがシュールな強調が面白いですね☆
 ◇あり得ない目玉の飛び出かた   ◇鼻水・なみだ・よだれ
 ◇爆発する頭           ◇奇怪な動きをする舌 
などはもう選択しなくなって久しくなりました。
あらためて描いてみて、いわゆる「繰り返しギャグ」など工夫次第で使えるんじゃないかと思いました。(作風によるとは思いますが。(^^;))

■他の方の作例、表現で勉強になった「驚き」ポイント。

 ◇顔は正面、目のみ驚いた対象を追う。
 ◇瞳を小さく  ◇目のグルグル  ◇手足の動き(ばたばた感など)
 ◇驚く対象のコマと、受けた驚き表情コマとの置き方。関係性。

◆まとめ

「読み手に届ける」必要から漫画表現は分かりやすく極端な表現が多用されますが、こういった構成要素を整理する事で、あらためて自分クセと客観的に向き合え、また他の方の作例も検討でき、とても勉強になりました。(>_<)

もちろん実戦で使えなければ、この挑戦には何の意味も無いです。
この挑戦を武器に漫画坂を登り続けていきます! 精進、精進☆

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