FIRE TV Stickを使ってレトロゲーム互換機を作る
最近はレトロゲーム互換機もたくさん出ています。
マルチゲーム互換機としてはレトロフリークやPOLYMEGAといったところでしょうか。
しかし、レトロフリークは約2万円、POLYMEGAに至っては約8万円かかるので手を出しづらいという方も多いのではないかなと思います。
そこでFIRE TV Stickを利用してレトロゲーム互換機を作ってしまおうというものです。
FIRE TV Stickは1番上位の4K Maxでも1万円を切った価格で入手できるので結構安価で作れます。
FIRE TV StickはRetroArchというマルチエミュレータを使用することができます。
PSなどのディスク系にも対応しているので、SFCやGBなどカートリッジ系を使用しないなら、PCとディスクドライブを使ってイメージ化できる環境があれば遊ぶことができます。
カートリッジ系のダンパーを用意するとなると高くなってしまうのでそうなってくるとレトロフリークなどとあまり変わらなくはなってしまいますが……。
後、今回の説明の中でFIRE TV Stickへのファイルコピーについて触れていますが、それについては詳しく説明されているサイトがありますのでそちらを参照いただければと思います。
用意するもの
パソコンとディスクドライブ、ゲームソフトは手元にあるものとして話を進めます。
まずはそれ以外に用意するものです。
必須なのは下記の4つです。
FIRE TV Stick(予算と相談してモデル選択)
電源供給機能付きOTGケーブル(MicroUSB)
USBメモリ、またはMicroSDカード+リーダー
ゲームコントローラー
私は真ん中のモデル4Kを選択しました。
遊びたいゲームが処理の重いものなら上位モデルを選んだ方がいいかもしれません。
また、本体だけでは外部ストレージは利用できないのでOTGケーブルを用意する必要があります。
OTGケーブルを利用すれば電源を供給しつつ外部ストレージを使うことができます。
そしてFIRE TV Stickの内部ストレージは8GB(4K Maxは16GB)しかないのでROMイメージを内部ストレージに保存するのは現実的ではないです。
なのでMicroSDカードリーダーかUSBメモリを使用してそこにROMイメージを入れます。
PSなどのディスクイメージで遊びたい場合は容量は大きめのものを選びましょう。
512GB以上あればそこそこイメージを保存できると思います。
私はなるべく出っ張らせたくなかったのと、手持ちのMicroSDカードを利用したかったので、こちらのMicroSDカードリーダーを選びました。
私のように出っ張らせたくなくてUSBメモリを使いたい場合は下記のような製品もあります。
後、ゲームプレイは付属のリモコンでも可能ですが、めちゃくちゃ操作しづらいです。
なので、コントローラーを用意しましょう。
Bluetooth接続可能なコントローラーがおすすめです。
というのもMicroUSBだと電力供給がUSB-Cに比べて弱いので有線コントローラーだと電力不足になる可能性があるからです。
それでも有線コントローラーが使いたいならOTGケーブルはハブタイプのものを選ぶと良いです。
次は無くてもいいですが、あるとより遊べるゲームが増えるといったものです。
各種カートリッジの吸い出し用ダンパー
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