ゲームについて話したい⑪:PowerWash Simulator

ゲームについて話したい。

「○○シミュレーター」系のゲームは無数にあるが、何となく「操作が複雑」「攻略に専門的な知識が必要」という先入観もあり、なかなか手に取る機会が増えない。悪いことだ。
そんな私でも簡単に遊べたシミュレーターゲームを今回は紹介したい。

PowerWash Simulator」は、高圧洗浄機を使って汚れまみれの建物や乗り物を洗浄するシミュレーションゲーム。
汚れも泥だったり、煤だったり、スプレーによる落書きだったり…種類によってその落ちやすさが異なる。中には生卵をぶつけられた建物を洗浄しなければいけないことも。
ゲームを進行させていけばお金が溜まるので、より強力な洗浄機や特殊なノズル・洗剤を購入して、効率よく洗浄をすることが出来るようになる。
洗浄対象は細かく部位ごとに分かれており、一つの部位をある程度洗浄しきると自動で完全に綺麗な状態にしてくれるので、ゲームの仕様上塗りにくくてどうしてもちょっと汚れが残ってしまう…という場合も安心である。
ただしその判定はかなり厳しく、「どう見てももう汚れ残ってないだろ!」という状態から10分くらい悪戦苦闘することもよくある。
「99%洗浄済」から残りの1%を埋める作業が、このゲームの本番といっていい。

ド派手な演出などはなく、時間をかけて淡々と洗浄作業を進めていくことになる。高圧洗浄機の音が心地よく、プレイ中に寝落ちしそうになることもあった。
プレイ前は知らなかったのだが、実はストーリーもあったりする。
ある程度洗浄率が進むと話に進展があるので、「今日はせめて80%まで…」「キリがいいからあと5%…」とやっていると、気付いたら長時間プレイしてしまう。とんでもない時間泥棒だ。
あとちょこちょこ他作品とコラボもしている。ゲームの発売は2年前だが、未だに有料コンテンツも追加中。

ときどき配信者がこのゲームをプレイしているのを見かけるが、雑談枠のお供だったり、マルチプレイに対応しているので複数人でワイワイとやっているようだ。
一人で黙々とやるのもいいゲームだが、洗浄対象が「公園」のように広範囲だったりすると、「誰かが手伝ってくれたらなぁ」と思わなくもない。
その分達成感があるから…と自分を納得させつつ。

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