1. VMware NSXについて

詳しい説明はオフィシャルサイトに…http://www.vmware.com/jp/products/nsx.html

「ネットワークの仮想化」の魅力は、世界中に散らばったネットワーク機器のオーケストレーションにある。従来は一台ずつconfigの変更を行う必要があるが、マネジメントプレーン(管理プレーン)にあるNSX Managerへ設定方法を読み込ませれば、コントロールプレーン(制御プレーン)にあるNSX Controller及びLogical Router Controllerを介してデータプレーンにあるNSX vSwitch及びNSX Edge Service Gatewayに設定が行き渡る仕組みである。NSX Managerを起点に全てのコンポーネントにデプロイが走るということである。


NSX ManagerのGUI上でバックアップも取得できるようで、このバックアップの運用とリストア時に全コンポーネントにデプロイが完了する経過時間についてが、運用担当を長年やっている筆者には気になるところだが…さらに気になったのが、各プレーンの存在だ。各コンポーネントを構成するデータセンターの要件について理解が必要だ。制御プレーンのキャパシティ管理等を検討しなければ、制御不能なんてことも起こりうるだろう。

オフィシャルな資料としては、以下のVMware Community ページに存在する「VMware® NSX for vSphere Network Virtualization Design Guide ver 3.0」を確認 する必要がある。https://communities.vmware.com/community/vmtn/nsx/content?filterID=contentstatus[published]~objecttype~objecttype[document]

互換性については以下のページを参考にする必要がある。http://partnerweb.vmware.com/comp_guide2/sim/interop_matrix.php


NSX Managerを構築するには、「VMware NSX for vSphere」のインストールが必要で、2016年9月時点では、VMware vSphere Hypervisor (ESXi) 5.5以降のESXiが動作するサーバ上でなければならない。ここで重要なのが、VMware NSXには分散スイッチの導入が前提である。分散スイッチ必須の都合上、ESXi基盤のバージョンによっては、ライセンスの追加購入を意識する必要がある。

https://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2135310

VCP6-NVという認定資格がある。http://info.vmware.com/content/apac_jp_co_education-certification-c
…高っ!さすがVMware。しかも全くの初学者は2V0-640、2V0-641の2種類を受けなければならないとは…

https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64179&ui=www_cert
https://mylearn.vmware.com/mgrReg/plan.cfm?plan=64297&ui=www_cert

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