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フィルムさんぽの納涼会に参加してきた件

 日頃お世話になっているフィルムさんぽの納涼会企画が実施されることとなった。

https://twitter.com/filmsanpo/status/1684549638228172801?t=S5KCOToayiLxDN5bvNNmiQ&s=19


 私は9月中に車の車検を済ませなければならず、お盆明けに予約を入れに行くまでは果たしていつ車検実施になるかわからなかった為、ギリギリまで参加表明が出来なかったのだが、運良くスケジュール的に空きが取れたため、主催に泣きついて参加できることとなった。
 この手の大規模な会合は数年前の忘年会以来の機会であり、私はいつもどおり(?)チェコからワインを取り寄せて持ち寄ることとした。

 さて、前回の忘年会の会場はレストランとして使われているスペースを借りたような形で、冷蔵庫を使わせてもらうことが出来たのだが、今回主催に確認したところ会場はセミナールームのような場所で冷蔵庫がないらしい。
 そうか、冷蔵庫はないのか。ないなら……


 持っていけばいいね。

 今年の夏は酷暑が大変厳しく、スーパーやコンビニでアイスを買って持ち帰ることすら困難なほどである。そのため出先でアイスを買うために車載用の冷凍/冷蔵庫を買ったのだ。
 26000円くらいでバッテリーが内蔵されているためエンジンを停止していても半日ほどは冷え、コンプレッサー内蔵で急速冷却でマイナス20℃くらいまで冷やせる。私を含む幾人かのメンバーは設営準備を兼ね、事前にスーパーマーケットで軽食やソフトドリンクを買っていたが、

参加者の方「暑いしみんなでパピコ食べたい……」

私「買うたらええやんけ。冷凍庫で冷やしちゃるわ」

とちゃんと会場までパピコとロックアイスを輸送することにも成功し、クソ重いのを我慢して持ち込んだだけの効力はあった。だってワインにしてもソフトドリンクにしても冷やして飲みたいじゃない!!


 今回の納涼会のルールとして「ドレスコードとして一つカメラを持参する」というものがあった。前述の通りクソ重い冷蔵庫とキャリー、あとワイン赤白1本ずつと氷のストック用のアイスペールなんかを持ち込んでいたため荷物が重くなるため、手頃な大きさの好きなカメラ、ということでContax I様を持ち出すことにした。
 いや、単純にカメラ棚の中で1番手前にあった手頃な大きさのカメラだったためなのだが。


 設営。もういかにも飲むことしか考えてないね。
 地味によっちゃんイカや柿ピーのような乾き物がアクセントとなりたいへんおいしい。13:30からの開催であったが、70名ほどが来客する流動的なものだったため、30分に1度乾杯をするという中々に気の狂ったルールであった。



 写真そのものは結構撮っているのだが、会食形式であり参加者の方の顔が写りまくっているので、肖像権の関係で載せられるものが多くない。
 主催に関しては確認をしていないがまあ多分大丈夫だろうと見込んでパピコを食べる主催の写真を掲載しておくことにする。


 今回は参加者の方の希望により、余品や放出品の売買や交換を行うフリーマーケットも開催されていた。銀座だけじゃなく五反田でも中古カメラ市があったんだよ。転売屋が間違いなく存在しない故に民度はこちらの方が高いという説が根強い。

 私は引っ越した先の家が浄化槽なので自家現像が当面できないにも関わらず面白いモノクロフィルム買っちゃった。休みの日に会社で密かに現像しとこう。

 参加者の方が持ち込んだゼニット・フォトスナイパー(ゼニット抜き)が色々な方に大人気で、構えている写真を相当撮らせて頂いた。ブラックコンタックスのフィルムを現像したらカメラの集まりなのかサバゲーの集まりなのか多分よくわからない比率になっていそうな気がする。

 夕方になると参加者のテンションがみるみる上がっていき、私は卓の端っこで持ち込まれたウイスキーを飲みまくるという暴挙にいたる。
 お分かりかもしれないが時系列的にこの辺からの写真は殆ど撮れていない。

 イチローズモルトだ白州だラガヴーリンだキルホーマンだととてつもなく良いお酒を持ってきて頂いて、卓が殆どバーになっているというね。
 ラガヴーリンは2番目に好きなアイラモルトであり(1番はカリラ)私はアイラモルト飲みたさが高じて単身アイラ島まで殴り込みを掛けてきた人間でもある。


ラガヴーリン蒸溜所にて撮影

 それ故に周りにもとにかくラガヴーリンの蘊蓄やダイマ、ウイスキー配布やハイボール・ロックの作成などの手伝いを行いまくっていた。
 カメラの集まりなのか酒飲みの集まりなのかわかりゃしない。

 宴もたけなわ、相応に酔っ払い、クソ重い冷蔵庫を引きずり夜の電車内でB'zの「孤独のRunaway」を口ずさみながら這々の体で駐車場までの帰路に就く。
 運転?出来るわきゃねえだろう。

 こんな事もあろうかと車の中に布団と毛布、枕を持ち込んでおり、念のため枕元にビニール袋を配置して車内で夜を明かした。持ち帰ったロックアイスを氷嚢代わりにしたので寝苦しさはさほど感じなかったぞ。

 翌朝、帰宅して荷物を解くとリュックの中に何故かポップコーンが入っていた。記憶がないのだが、酔っ払ってた時に誰かからもらったのかな。お昼ごはんとして頂きました。

 こうして納涼会に無事参加することが出来た。次は月末にまた撮影会があるのでそちらへの参加と、忘年会もあるらしいのでそちらも期待して待っておきたい。





kaz







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