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【凧が上がるのは向かい風の時】 チャーチルに励まされて。

長い人生の中で、何度も試練や困難に直面することがあります。
仕事でもプライベートでも、絶望的な状況に陥ったこともありました。
今日は、そうした困難に立ち向かう勇気をくれた言葉を紹介したいと思います。

” Kites rise highest against the wind - not with it.”

”凧が一番高く上がるのは、風に向かっている時である。風に流されている時ではない。”

この言葉は、第二次世界大戦を指揮し、ドイツとの戦いで連合国を勝利に導いたイギリスの首相、チャーチルが言ったとされています。

チャーチルは、第二次世界大戦でドイツ軍との苦戦のように、逆風が吹く時、つまり逆境の時こそが成長の機会であると伝えたかったのだと思います。
ただ時の流れに身を任せ、順風に乗じて成果を上げているだけでは、成長は望めないということです。

人生、逆境に直面することは避けられません。
大きな困難もあれば、日常の小さな出来事が逆境に感じられることもあります。

逆境から逃げず、それに立ち向かい、知恵を絞って克服することができれば、人生はより豊かになると思います。

チャーチルに異を唱えるわけではありませんが、運命に身を委ねることで、時には自分の能力を超えた成果を得ることもあるとは思います。

定年後、私はいくつかの学校で教えることになりましたが、これは自分の望んだことではなく、ある方の依頼で始めたものです。
まるで風に任せてみるようなものでしたが、未経験の仕事に挑戦することで、自己成長を感じています。
時流に乗ることの重要性も感じています。

いずれにせよ、長い人生の中で、毎日少しずつでも前進できる人は素晴らしいと思います。


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