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【勉強しろと人は言うけれど】#5 本を読むということ

前回は採用面接のグチをこぼしプラスどころかマイナスにベクトルが向かったので今回はプラスに向かう話をしたい。てなわけで、学びにおいて切り離せない読書について少しお付き合いください。

▶日本人の読書量

前回の採用面接にも少しかぶるけど、趣味の欄に「読書」と書いてある人は思ったより多い。実態は2013年のデータで47.5%の人が月に1冊も読まず、全体の80%強が月に2冊以下。毎週1冊以上(月5冊以上)読む人の割合は7%少々とLGBTの割合よりも少ないので本好きの人は希少種なのかもしれない。この辺もちょっとうがった見方をしてしまうポイント。細かいデータは下のグラフを見てください。

https://honkawa2.sakura.ne.jp/3956.html からお借りしました。

▶読書は趣味になるか問題

沢山の本を読んでいる人は、本を読むことは日常に組み込まれた行動として本を読んでいるので、趣味と認識しないので読書は生活の一部になっている。本を読まない人は読書を趣味って言わないし、本を沢山読む人は読書は生活に組み込まれたものなので趣味ではない。おや?読書が趣味という人は居ないということになるぞ。あってるかこれ?
んー、趣味が読書ってどういう状態だろう。釣りやスノーボードが好きな人は、魚を上手く釣ることや難しいトリックやスピード感に楽しさを見出している、インドア系でも絵を書くことや手芸などは無から有を作り出すことに楽しさを見出しているよね。じゃあ読書は?スポーツ観戦に近いのかな。スポーツ観戦の楽しさはプロの技や迫力に酔いしれることや贔屓のチームが勝つことによる高揚感だよね、読書に置き換えると新しい知識を身につけることに喜びを感じたり作品の世界に入り込んだ状態かな。こういう状態であれば趣味と言えなくも無いような気がしてきた。難しい事を考えずに、本を読むことが好きです・日常の一部です!って言い切ればそれはもう趣味ってことにしましょう。

▶電子媒体と紙媒体

電子書籍と紙書籍、そしてオーディオブックと様々な媒体が存在するけれど、自分はオールドタイプな人間なので紙媒体が絶対的に好き。理由としては主に4つほど。
1.外部記憶装置になる
読んだ本の内容はさっと思い出せないけれど、本棚を見渡せばその書籍の内容をおぼろげながら思い出すことができる。よっぽど印象的な書籍でなければ読んだそばから忘れていくんだけど、背表紙を見ると思い出すから不思議。電子書籍はアプリの奥底に眠ってしまうから思い出せないんですよ。
2.前半部分に簡単に戻れる
小説なんかを読んでいる時に登場人物の役柄とか読み方などがわからなくなるんですよ。そんな時に初登場シーンに戻ればすぐに検索できる。これって電子書籍では中々できないのでは。
3.偶然の出会いがある(本屋が好き)
これはリアル本屋をフラフラしていると今まで全く知らなかった書籍に出会うことができる。大型書店もいいけれど洋服のセレクトショップのような小さなセンスの良い本屋が近くにあると最高!選択肢が沢山ある場所よりも魅力的な本に出会える!リンク先は自分が大好きな本屋さん。
https://www.instagram.com/rebelbooksjp/
4.匂いが好き
匂いフェチってだけだけど、新品の本の匂いが好き、古本屋のホコリっぽい匂いが好き。クンカクンカしたい。

後半は自分の完全な好み。みんな思い思い読めばいいと思うよ。

▶おすすめ書籍/麦本三歩の好きなもの/住野よる

朝寝坊、チーズ蒸しパン、そして本。好きなものがたくさんあるから毎日はきっと楽しい。図書館勤務の20代女子、麦本三歩のなにげない日常。

内容(「BOOK」データベースより)

読書の話だから麦本三歩。とにかく三歩がかわいいのである。良く言えば天然さん、悪く言っても天然。忙しい日々を過ごしている中でほっこりさせてくれる。そんな小説。

あ、そうそう私は年間100冊読めたら嬉しいなって気持ちで読書しています。それじゃ、また。

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