仲間と過ごす時間、「飢餓ゼロ」への想い
DSMは、私たちのパーパス「すべての人々により良い暮らしを」実現のために、数多くの国際機関、政府、民間企業とのパートナーシップを通じた事業活動を行っています。
DSMとWFPのパートナーシップ
特にWFP国連世界食糧計画とは、民間企業初の公式パートナーとして、2007年から「Improving nutrition, Improving lives」のミッションのもと、世界の栄養改善のための活動を行っています。これまでの15年間に、栄養の専門家であるDSMと世界最大の人道機関であるWFPのパートナーシップで、栄養豊富・長期保存可能・摂食容易な援助食の開発や、それらを必要とする人々へ届ける活動などを行ってきました。
2022年5月、DSMとWFPはこのパートナーシップをさらに延長することを発表。次のフェーズでは、DSMが持つ主食、特にコメの栄養強化の技術なども活用して、さらにSDG2「飢餓をゼロに」の達成に向けた取組を進めていきます。私たちDSM JapanもWFPの東南アジアでのプロジェクトなどに積極的にかかわっています。
WFPウォーク・ザ・ワールド
DSM Japanは2013年から特別協賛
さて、5月15日(日)横浜みなとみらいにて日本WFP協会主催のチャリティウォークイベント、「WFPウォーク・ザ・ワールド」が開催されました。
途上国の子どもたちの飢餓をなくすためのチャリティーウォークで、参加費の一部はWFPの学校給食プログラムに役立てられます。
2020年、2021年は新型コロナの流行により中止となったため、今年は3年ぶりの開催でした。例年の半分程度の人数制限を設け、検温やマスクを着用するなど、安全を考慮しつつ開催されました。
DSMはこのイベントに2013年から特別協賛しています。今年もボランティアスタッフシャツを寄付させて頂きました。
当日の様子をリポートします!
3年ぶりのイベント開催にも拘わらず、当日の天気予報は雨!みんなをやきもきさせましたが、願いが通じたのか、ウォーキングにはちょうど良い、涼しい薄曇りの一日となりました。
DSMも特別協賛ということで会社紹介のブースをいただき、DSMの事業内容、サステナビリティや栄養改善への取り組みなど、来場参加者の皆様にご紹介させて頂きました。会場の設営は、職場のボランティアメンバーの皆さん。朝早くから、どうもありがとうございました!
ブースの前にはQRコードを設置、読み込んで弊社のTwitterアカウントをフォロー頂いた方々に、弊社製品(ビタミン)が使われているサプリメントやジェリードリンクなどをプレゼント。
参加者の皆さんへのプレゼントも終わり、DSMのメンバーもそれぞれ10㎞、5㎞コースへと出発です。この3年間はテレワークが続き、職場の仲間と直接顔を合わせる機会も少なかったのですが、気持ちの良い潮風を感じつつ、久しぶりにみんなでワイワイ雑談しながらのウォーキング。歩くだけで楽しい気分です。
例年ウォーク・ザ・ワールドの時には、様々な催し物が行われている赤レンガ倉庫。今年はバイク(自転車)関連のイベントが盛況でした。その脇ではトライアスロンが開催されているなど、まさにイベント日和。未だコロナの制限は残るものの、徐々に多様な活動が再開されていることを実感しました。
3年ぶりに訪れると、見慣れたはずのみなとみらいの街並みにも開発に伴う新たな発見が幾つもありました。ゆっくり散歩し街の様子に目を配る機会もなかったなぁと実感。見どころ満載のコースに時間と距離を忘れ一歩ずつゴールに向かっていきます。
社員のご家族にも一緒にご参加頂き、社員同士、家族同士の交流が育める貴重な機会となりました。
楽しい時間はあっという間に過ぎ去っていく、と言いますが、気付くと今年も全員無事にゴール。参加記念の賞状とお茶を頂き、ほっと一息。
休日のイベントなので参加は完全に任意なのですが、今年はDSM社員とその御家族に加え、OB/OG、パートナー企業の皆様合わせて、総勢75名の皆様が参加されました。本当に久しぶりに顔を合わせて、ワイワイガヤガヤと、アウトドアで楽しい半日を過ごす事が出来ました。
一方で、参加して下さった社員の中には、DSMのパーパスや、昨年設定した「食料システムコミットメント」の趣旨を改めて考え、自分の日々の生活に落とし込んでいける良い機会だと言って下さる方もいらっしゃいました。(WFPとのパートナーシップは、「食料システムコミットメント」の1.1, 3.1に特に関係しています)
コロナのためになかなか会えなかった仲間たちと楽しいひと時を過ごしながら、世界の飢餓と戦うためのファンドレイジングにも貢献。私たちDSMのメンバーにとって、とても特別な一日になりました。