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100スキを超えたnoteたち

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100スキを超えたよく読まれているnoteたちをまとめています。
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2020年7月の記事一覧

文章を完成させるのは、誰か。

ずっと不思議に思っていることがある。 同じ言葉を伝えても、人により受け取り方が異なる 同じ文章を読んでも、人により感じ方が異なる 同じnoteを読んでも、人により感想が異なる さまざまな人が同じものを受け取るのに、異なる感じ方をする。人は一人ひとり違うから感じ方が人それぞれなのは当たり前だけど、どうしても不思議に感じてしまう。 人が一人ひとり持つ不思議さの形を知りたいから、自分は文章を書いたり人と話したりすることがやめられないのだと思う。 * 自分が書いた文章が、誰

他人を決めつける人は、他人から決めつけられる人になる。

「ひらやま君って、人をすぐ判断するよね。」 働きはじめたばかりの頃、なかよくしていた人が、自分の周りの人や同僚に対する言動をみて、丁寧に伝えてくれた言葉だ。 数年前に言われた言葉だけど、言われた場所も時間も、よく覚えている。 * 「こういうの、普通にありえないよね」 「君の考えは、間違っているよ」 「なんでこんなこともしてないの」 人を判断してしまっていたときの自分は、会話や議論の中で相手を決めつけたり否定したりする言葉が多かった。たくさん人を傷つけて、怖がられてい

おいしいご飯を食べた帰り道、少し泣いた話。

相談に乗っていた人との食事中に言われた言葉を噛み締めて、帰り道、少しだけ泣いた。 相談に乗った人がすごく変化したこと、わざわざ言葉にして伝えてくれたこと。そんな言葉は期待していなかったけど、いざ言われると本当に嬉しくなる。 * 人の物語を支えるサービスを運営していて、個人的にも相談に乗るような活動をしていて、日々誰かの力になれることを実感すると同時に、日々誰かの力になりきれていないことを実感する。 人が人に影響できることなど、大したことはない。相談に乗ることやカウンセ

会いにいこうよ、書いてくれた人に。

よく人に会ったり話したりすると、たくさんいいことがあります。その一つは、会った人のnoteを読むことが楽しくなることです。 会ったことがある人とない人とでは、noteから読みとれるコンテキストの量が違います。話したことがある内容でも文章として整理されていると、読み味はまったく異なります。 会ったことがある人のnoteは、文章コンテンツではなく、人の物語の一編として読めるようになる気がします。 うれしかったこと、楽しかったこと 悲しかったこと、不安だったこと 成功したこと

心の声に耳を澄ませてほしい

恐怖や不安は、人を強張らせる。失いたくないものをつい握りしめてしまう。力を入れるほどに大切なものは逃げてゆく。 きっと人類は同じ過ちを何度も何度も繰り返してきたのだろう。そしてこれからも何度も何度も繰り返していくのだろう。自分が生まれる前からずっと決まっていたことなら、納得できる。 * 周りがみんな敵にみえることがある。味方が一人もいないように感じるときがある。それでも変わらなければと決意するときがある。 そんなときは、安全な場所を確保してほしい。身も心もありのままで