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私の"スピリチュアル"歴

はじまり

私がいわゆる"スピリチュアル系"女子になったのは、2020年、コロナ禍。

スピリチュアルに目覚めると言っても、どこかの宗教家のように突然に空から雷が降ってきて、どかんと目が覚めるといった突飛出来事は起きていない。

でも"予兆"は次々と出てきていた。1番最初の予兆は、
当時新宿にてシェアハウスをしていたうちの1人が、自分を宇宙人だと名乗り、宇宙人の存在を肯定し、地球をひとつの生命体として見ていたこと。

2つ目の予兆は、当時流行っていた誰とでも自由に話せる音声アプリにて、すでにスピリチュアルに目覚めている方々に出会ったこと。

そして、2020年の5月、彼氏と石垣島に行った時、当時住んでいたビルだらけの新宿とは正反対の美しい海や空、自然が存在する石垣島に行った時、私のチャクラはどっかーんと開いた。

ハマっていく

それからあんなにも憧れていた東京の真ん中、新宿での生活も飽き飽きしてきた矢先、インスタを通じてたくさんのスピリチュアル系として目覚めている人々存在をを知った。

チャクラ、宇宙、ハイヤーセルフ…昔だったらなんだこの人と思うような人たちの言葉も、その頃からすーっと自分の中に入ってきて、私はすっかりスピリチュアルに浸透していた。

それから数年間は、自然が全て、感謝が全て、アファメーションや満月の浄化をして、ワクワクに従って生きよう!というのが私のテーマだった。

お酒や夜遊びなんてしない。もはや悪とすら思っていた。地球のアセンションためにとベジタリアンになってみたり、嫌いな人でも感謝をするよう意識してみたり、とにかく私は良いものを引き寄せたいから、自分も良い波動でいようと、良い人であることが生活の大優先事項だった。

SNSを通してスピリチュアルや環境についてたくさん発信したり、周りの人も目覚めさせなければなんて思っていた。

そんな自分が崩壊してきたのは、つい最近のことだった。

今までの考え方は違う?

スピリチュアルカウンセラーである並木良和さんの存在を知って、彼の書籍を読んでいるうちに、本当のスピリチュアルとは、私が今までやってきたこと、信じてきたこととは違うことに気づいてきた。

ここでいう本当のスピリチュアルとは、私にとっては本当の愛で生きるということ。

スピリチュアル系がよく言葉にする、宇宙の愛、大いなる愛とは、

  • 自然破壊を促進する(と言われている)牛肉を好んで食べる人を否定することなのか?

  • 都市に生き、お酒に浸って自分を見失っている若者を否定することなのか?

  • 嫌いな人に感謝できない自分を否定することなのか?

ここで私が気がついたのは、本当のスピリチュアルとは、どんなこともオールOKで生きるということ。宇宙の大いなる愛とは、そういう愛の種類なんだと気づいた。

よくよく考えれば、殺人や犯罪を取り締まる法律って、国によって違うし、宇宙レベルで見ればダメなんて事なにもない。

他人をおとしいれたり、いじめてみたり、宇宙には自分が放ったエネルギーが帰ってくるという法則があるだけで、どう生きるか選ぶのは個人の魂。

自由意志というルールのある宇宙の元には、良いも悪いもなく、全ての魂に平等に愛を送ることなんだ。

それに気づいてからは、本当に他人に干渉しなくなった、そして他人に過度な期待もしなくなった。

例えば職場で人の悪口を言っている人がいても、この人はそういう現実を望んで見ているんだな、と。

これは過激かもしれないけど、犯罪を犯す人、犯される人も、みんな自分の現実、真実、そして観念を投影したスクリーンをこの地球上であたかも現実化のように体験しているだけなんだ。

そう考えれば、個々の魂は自分の現実をどうとでもできる力を持っていて、皆ひとりひとりが想像主であり神様だ。

自分に対する愛の大きさも変わった。

昔だったら"夜遊びやお酒は自分の波動を下げる!"なんて思っていたけれど、自分の魂ときちんと繋がることにより、自分の心に正直に生きれるようになった。

(うざい、嫌い、消えて欲しい。)

そんな言葉も、正直に自分の中で認めるようになった。そしてそういう波動をどんどん手放すようにもなった。

今でもまだまだ自分の中のネガティビティーは出てくるけど、それはきっと自分の心に正直なったからだ。

そして、条件付きではないどんな感情を持つ自分も許し、愛し、満たしていくこと。


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