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1996年からの私

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週刊プロレス7代目編集長・佐久間一彦が、三沢光晴、小橋建太、髙山善廣らプロレスラーに学んだ日々の記録。
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#雑誌編集

1996年からの私〜第9回(01~02年)編集長初体験。耳の不自由な方からの手紙

編集長体験で得た充実感ベースボール・マガジン社の正社員となり、さらなるステップアップを目指す私に大きなチャンスがめぐってきます。競技を問わず、注目選手をクローズアップする「スポーツアルバム」シリーズというMOOKが発足。その中でNOAH旗揚げ後、一気にプロレス界のキーマンとなってきた秋山準選手のアルバムをつくることになりました。 NOAHの担当は佐藤景さんでしたが、秋山選手の取材は主に私が担当していました。当時の秋山選手は大黒柱の小橋選手が欠場するなか、NOAHのトップに立