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cheka
2018年7月31日 17:06
人生最後の日になにが食べたい?と聞かれると、自分が食べたいものを探るより先に、おばあちゃんが鮎が大好きだったことを思い出す。おばあちゃんの生まれた家の前には大きな川が流れていた。蛍が舞うほどきれいな川で、鮎がよくとれたそうだ。おばあちゃんのお父さん直次郎は鮎捕り名人だった。大きな川の横を通るたびに、おばあちゃんは鮎捕り名人直次郎の話を聞かせてくれた。鮎を捕る直次郎の様や黄色く光る鮎、「流石、