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Gender Gapについて考える 〜私がはじめて感じた差別〜

先日、医学部入試にまた不正な加点があったことが発表された。

この手の話はまだまだあって、今年は #Metoo のような発信も注目され、いろいろなことが少し話題になった1年だった気がする。


私は今の企業に入り「Tech業界における女性の地位向上と、女性エンジニアの活躍」をテーマに、非営利団体に所属した。

どの業界においても、平成の最後にもかかわらず、立派な「Gender Gap=男女差」というものが存在していることに、気付かされる。



グローバル・ジェンダーギャップ指数は、ジェンダーに基づく格差の大きさを把握し、その進捗状況を時間の経過とともに追跡するためのフレームワークとして、2006年の世界経済フォーラムによって初めて導入された。

経済的参加・機会均等、教育水準、健康と生存、政治的エンパワメントの4つのテーマで調査が可能な144カ国を評価している。

グローバル・ジェンダー・ギャップ・レポートのデータからみて、日本の順位は非常に低い。特に政治参画においては0.078と、非常に低い数字になっている。


私自身の実体験としては、実は社会人をスタートした時点では、そこまで大きなGender Gapについて感じることはなかった。


私が1つ目に所属した公務員という組織は、良くも悪くも男女平等。飲み会に行けば、男性が多く払うこともなく、皆平等に割り勘だった(上司が多く払うことはあった)

そして女性には育休も産休も、当たり前のようにしっかり整備されており、私はそれを「社会の当たり前の姿」として見ていた。

当時私は「保健師」という免許も持っており、周りは女性の専門職が多かったため、男女差というものを感じることがなかった。


次に移ったスタートアップの業界も、確かに女性は少ないものの、男女差を感じることは少なく、きちんと結果さえ出せば昇給できたし、機会の不平等さを感じることはなかった。

確かに、今思うと「若いから乗り越えられた」という場面はたくさんあったと思う。

だとしても、それでも「皆で労働環境を作っていく」という文化もあったため、正当なことを意見として言えば通っていたと思う(例えば女性の先輩で、しっかり育休を取り、リモートワークも認められていた)


そんな感じで恵まれていた私が顕著に社会において男女差を感じたのは、インド就職をしたときだった。

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