リアル炭治郎は出世しない

こんにちわ。誇大妄想作家です。

出世するタイプの人間って、どんな人でしょう?

簡単です。要領の良い人です。努力した分はきっちりアピールするキンコンの西野さんみたいな人ですね。上司から見ても優秀だとわかるタイプです。自分の努力を最大限にマネタイズする方法がわかってはります。その方法が見つからなければ、自分でその方法を編み出されるほどに優秀です。

実はワンピースのルフィやドラゴンボールの悟空はこのタイプです。自分で強くなる方法を編み出しているからですね。一言で言うと天才なんです。

で、ですね。「鬼滅の刃」の炭治郎はどうなんでしょう?

彼はタダだったはずの籠にお金を払います。初めて鬼にとどめを刺そうとする時、躊躇してトドメを刺せません。コストカットもクロージングもできないんです。強くなるのも出された課題をこなしているだけ。彼は仲間や妹のために修行をしたのであって、自分のためではないんです。

「鬼滅の刃」がたくさんの人に共感されたのは、このためです。物語が完結したのもこのためです。炭治郎は自ら敵を探しに行くタイプではないからです。

人の嫌がることも率先してやってくれますが、嫌がる人がいなければやらないでしょう。課題に上がって来ないので気づかないのです。

出世しにくいタイプですが、仕事ができないわけではありません。与えられた課題をコツコツやるのは得意なので、ミスも少ないはずです。悟空やルフィみたいな上司がいると目立たない仕事を次々と片付けてくれるでしょう。

そうですね。まさしく、煉獄さんのような上司が理想だったわけです。

さて、本題です。これからは個の時代です。

目立たなかったはずの炭治郎タイプの人にもチャンスがあるような気がしてならないのです。どれだけのタスクをこなしたか管理しやすくなるからですね。

そうなると、悟空やルフィタイプがライバルとなり得るんですね。

彼らは自力で強くなっていきます。パートナーなら、後から追いかける方法で成長できる気はします。でも、敵がこのタイプだと炭治郎には分が悪いのです。


炭治郎タイプが成長できる方法。これを模索していく必要があると思われます。

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