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外出自粛中、家の中の生活を充実させるために私が実践した7つの方法

私が住むポートランドが、外出自粛期間に突入してから3週間が経とうとしている。

不慣れなことも多く慣れるのに必死な1週目、慣れてきて非日常を少し良いと思える2週目、そして2週目後半から飽きが来て、イライラが募り始める。3週目、これが日常になると腹を括る。この日常をどう過ごすべきか非常時対策としてではなく中長期対策を立て始める。我が家は今ココだ。

知事令(ポートランドはオレゴン州の知事からの知事令「Stay home,Save Lives」によって自粛に至っているが、たとえ知事令による自粛期間が開けたとしても、コロナが落ち着くまでは、なんとなく外出は控えつつ家での楽死んだり、集まったとしても親しい人と少人数だったり、そんな生活を続けるように思う。

だからこそ、家の中での生活をいかに充実させるか?が問われる。自粛期間が始まってから試みた方法を自分自身の備忘録もかねてまとめておきたい。

1.家族で遊べるゲームやグッズを新たに調達

一斉休校が決まり、外出自粛が見え始めた時、真っ先にやったことはこれだ。ポートランドに移住してきて半年強であるため、我が家には物がいまだに少ない状況にあったことも一因だけど。

購入したものは、トランプ、オセロ、そして購入タイミングをはかっていた電子ピアノ。家族みんなで遊べるものだ。

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ピアニカやギターと合奏して楽しんでいる。

ブラックジャックを夫から教えてもらった長男はたし算の勉強もしながら遊んでいる(一石二鳥w)。

2.ヨガマットが大活躍!エクササイズはYouTube先生にお任せした

これは前回の記事にまとめた。

YouTubeで長男、次男と楽しめるヨガやダンス、ワークアウトを見て毎日子どもたちと一緒に楽しみながら体を動かしている。

時々散歩に出かける時には自転車の横を走ったりしているものだから、実のところ、外出自粛となってからの方が身体をしっかりと動かしているようにも思う。プロテインを摂取する機会は確実に増えた(笑)。

3.料理はQOL向上のいちばん簡単な方法。時間をかけてゆっくりと、無駄に凝ってみる

もともと料理は好きな方なので調理器具は揃っていた我が家。ここに来て、いろいろな物が活躍し始めた。バーミックス、ホームベーカリー、カツオ節削り器・・・。だって、家にいる時間が長いんだからご飯は美味しいものを食べたい。そして3食作るわけだから保存がきくものを手づくりしたい(手抜きとも言う)。買い物は週に2〜3回だったところから、1回に減らした。

ジャムをつくったり、おやつにパンケーキを焼いたり、あとは煮込み系。トマトソースやミートソースをコトコト煮込んだり、角煮やボルシチをつくったり・・・。

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そして欧米で今みんなやっているとされているが、パンも焼き始めた(が、小麦粉、イーストが本当に手に入らず、困っている)。

お腹が満たされるQOLの向上はとても大切です。

4.家族みんなでムービーナイトを連発

アメリカに来て教えてもらったムービーナイト。アメリカの家庭の習慣なのか、週末とかに家族で揃って映画を見ている家庭が多いように思う。

うちも習って移住後は週末に映画を観ることが多くなったのだが(もちろんお酒を飲みながら)その習慣はとてもこの自粛期間に幸いした。

我が家は持ち回りで、夫、わたし、長男が観る映画を決めている。それぞれ専門分野(?)ができて来ていて、わたしはもっぱらミュージカル映画と決めている。このリストはまた別のところでまとめようと思っている。

先週はアニー(映画版)を見たのだが、いま大変なニューヨーク、そして市長選が舞台ということで、ニューヨークや、市長じゃなく知事だけどクオモ州知事のことを思いながら見た。

6.仕事で培ったノウハウを家庭に持ち込む。Googleカレンダー、ビジョン設計、ゲーミフィケーション・・・

これは3週目に入り、一斉休校が年度いっぱい続くことが発表され、夏休み含んで8月末までの自宅保育&学習が決まった時に、導入したこと。これはいかんぞ!と。今のこの生活が一時的であり、いつか戻るまでの期限付きではなく、これが日常になることが確固たるものになった瞬間だった。このままダラダラと無目的、ノープランで進んではいけない。

あ、そうだ。わたしは会社の経営者でありPRの人だった。ビジョンを決めて、そこからプロダクトや日々の活動にしていくのはいつものことではないかと。

まずやったことは、3つ。

・Googleカレンダーをアナログに(超簡単!)

・ビジョンを決めた

・そのためのTo Do、達成目標を決め、目標の進捗ツールをつくった

Googleカレンダーアナログ版はこんな簡易なもの。

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小さなノートパソコンサイズのホワイトボード(6個セットが幸いした)を買った。最初はみんなのカレンダーをひとつに書いていたのだが、3日目にして長男が自分のカレンダーを自分のホワイトボードに前日に書き始めた。そうだね、わたしも次の日の予定をGoogleカレンダーでいつも見てるよ(笑)。

ビジョンとTo Do、達成目標は長男と一緒に策定した。

ビジョンは「楽しく暮らす」。To Doは「喧嘩をしないで遊ぶ」とかそういうものだ。これについては詳細は追ってまとめたいと思う。毎月、To Do と達成目標は決めていく、ということが長男より提案され、そうしていくことになった。

達成の進捗確認のため、これも長男の発案でレース表(達成するごとに♡マークがもらえる)もつくられた。ゲーミフィケーションだ。

このビジョンと目標の管理については、導入後しばらく立ったところでまたまとめてみたい。

7.グリーンのある暮らしを。家庭菜園でもベランダ菜園でもなく、自宅菜園をつくる

我が家はマンションで、庭もベランダもない。でも籠っているとグリーンが欲しくなる。ポートランドは小売店がどこも閉まっているから、さあどこで買おうか、と思って調べたところ、地元のショップがローカル配達のみグリーンを売ってくれていた。注文した翌日には届けてくれて、暮らしがまたひとつ豊かになった。

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育てやすいと聞くサボテンを2つ購入。我が家に仲間が増えた。子どもたちと「おやすみ」とか「おはよう」「大きくなーれ」と声をかけている。

そしてミニトマトの種を購入し、今届くのを待っているところだ。

とりあえず、7つを紹介した。

家の中の生活を充実するためにわたしがやったこと。とりわけ特別なものは何もない。でも、こうやって長い時間、家の中で、暮らすこと、家族と過ごすことに向き合う時間はなかなかない。ライフスタイルに関わる事業を長くやっている私でも、日々の仕事などの忙しさ、移住の慌ただしさにかまけてポートランドに来てから随分とおざなりになっていた(と暴露する)。自分がどうやって暮らしをつくるか、どんな暮らしがしたいか、を考える良い機会として、この自粛の時間を捉えてみたい。

さ、来週はどんな新しい暮らしをつくろうか。



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