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甘酒

使いふるした電気釜 時々沸騰した圧力に負けてポンと蓋が開いてしまう 出来損ないの電気釜

新しい電気釜を買って もうお役御免だから捨てようと 燃えないゴミ袋に入れてた電気釜

インフルエンザにかかって寝込んだ時 お見舞いにいただいた手作りの甘酒

なんにも食べたく無かった時に 甘過ぎず すんなり喉を通った甘酒 本当に美味しかった

それから甘酒の作り方を調べていろいろ試してみた 麹の分量 水加減 保温時間 何度も何度も分量を変えて試してみて ようやく自分の好みの甘酒にたどり着いた

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捨てられらところだった電気釜は 一命を取り留め活躍の場をを得たのだ

あれから5年 1週間に一度の割合でこの電気釜で作る甘酒が 我が家の皇太后様の元気の源になっている

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