マガジンのカバー画像

海外Green News

41
気候変動などをテーマにした海外ニュースの和訳・要約を随時お届けします。海外の企業や政府の動向など、国内メディアではあまり取り上げられない記事を、拙訳・要約してご紹介していきます。
運営しているクリエイター

#カーボンニュートラル

家畜のメタンガス排出削減に取り組む 豪・Rumin8社

牛のげっぷから排出されるメタンガスの削減に取り組む企業がある。オーストラリアのRumin8社だ…

100
2

ネスレ、豪で「キットカット」にリサイクル可能な紙製パッケージを試験導

世界で最も人気のあるお菓子の1つであるネスレの「キットカット」のパッケージが、試験的にリ…

2

電池という新たな戦場

次の地政学的な争点は、グリーン・テクノロジーをめぐるものになるだろう。中国は現在、サプラ…

1

アマゾン、EV充電ステーションの検索・決済が「アレクサ」で可能に 米国

米アマゾンは、全米最大級のEV(電気自動車)向け公共高速充電ネットワークを展開する米EVgo社…

3

アフリカ開発銀行グループ、チュニジアの太陽光発電所に3800万ドル融資

アフリカ開発銀行グループの理事会は、チュニジアのカイルアン(Kairouan)に建設される100MW…

3

ポルシェ、チリに合成燃料(e-Fuels)のパイロットプラントを開設

ポルシェは、国際パートナーであるハイリー・イノベイティブ・フューエル(Highly Innovative …

3

埋立廃棄物をSAFに転換する米・廃棄物発電企業フルクラム・バイオエナジー社

米カリフォルニア州プレザントンを拠点とする廃棄物発電会社フルクラム・バイオエナジー社は、2022年12月20日、埋立地の廃棄物を活用し、低炭素の燃料の製造に成功した。同社が米ネバダ州のシエラ工場において、埋立廃棄物を原料に、航空業界向けの輸送用燃料(SAF)として低炭素の合成原油を製造する開発に10年以上を費やしてきた。 同社のエリック・プライオー(Eric Pryor)CEOは、「当社にとって今回の成功は画期的な出来事だ。世界中の埋立廃棄物を低炭素輸送燃料に転換することで

2022年、EUの太陽光発電は約50%増 最も多く設置した国は?

業界団体ソーラーパワー・ヨーロッパ(SolarPower Europe)が発表した最新の報告書によると、…

2

インドネシアの気候目標 研究団体は「決定的に不十分」と厳しい評価

今年、インドネシアは気候目標を更新し、より排出量目標を引き上げたにもかかわらず、世界的な…

ブラジル 再エネのさらなる普及に期待

水力発電の聖地ともいわれるブラジルは、その適した地形から、長年にわたり再生可能エネルギー…

2

南オーストラリア州、再エネのみの電力供給が1週間続く

オーストラリアの中央南部に位置する南オーストラリア州ではこの12月、再生可能エネルギーによ…

1

ロンドン、10年間で交通量10%減少 代わりに自転車が台頭

イギリスの首都ロンドンは、世界で最も渋滞する都市の1つにランクされることがある。人口も増…

1

2045年までに100%再エネ目標を掲げるブルー・プラネット・アライアンス発足  

2022年12月、ブルー・プラネット・アライアンス(BPA)が発足した。BPAでは、ブループラネット…

小さな島国から生まれたパワフルな気候リーダー バルバドスのミア・モットリー首相

バルバドスは、中央アメリカのカリブ海東部、小アンティル諸島の中のウィンドワード諸島の東端にある島国だ。その面積は430平方キロメートル、2022年の推計人口は約30万人だという。この小さな島国のミア・モットリー(Mia Mottley)首相は、規模が小さく脆弱な国々が直面する環境問題や財政の脅威に着目し力強い声を上げる。 2021年スコットランドのグラスゴーで開催された国連気候変動サミットの初日、モットリー首相は、気候変動に対処するための戦いを道徳的な言葉で表現し、豊かな国