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2022/02/09 『にゃんくるないさー』

くもりがちの晴れ。

2月は逃げると言う。
もう9日だ、3分の1は逃げてしまった。

昨日は何していたっけな。
やっぱり天気が良かったので、冬中ヘビロテしたキルティングのジャケットと、ついでに何度かしか着なかったけど重くてもう着る気がないロングのこれもキルティングのコートを洗った。
まだ寒いので冬物は必要だけど、ちょっとこの辺でメンバーチェンジしようということで。
が、乾かない。
ベンチ入りはいいけど、洗うのはもう少し暖かくなってからにしておけばよかった。

あとはぐずぐずしていたな。
昨日を逃したら当分行けないかもしれない美術館に行こうかと思ってやめ、買い物もあるものでなんとかして、種類の違う糸を合わせて2本取りにした編み物はやっぱり色が気に入らなくてほどいた。

病気療養中の友人からメール。
大変なこともあるだろうに、それでも日々の楽しみを見つけている様子、私への配慮もあるかもしれないが、それ以上に気持ちを上げていこうとしているのが伝わってきた。
親子とまではいかないが、ひと回りほど年下の友人から教えられる。

衝動買いした北尾トロ『にゃんくるないさー』読了。

トロさんのルポものとは違い、猫好きおじさんの可愛らしい本だった。
猫好きの人なら共感できるのかな、猫も犬もどちらかというと苦手な私はふーん、と思うばかりだった。

それでも、飼い猫が複雑骨折した時の話で、自分で不自由になってしまった脚の使い方を少しずつ体得していく様子には、本能ってすごい、と感心した。
人も動物だ、見習わなければならないところもある。
同時にそれを見守るトロさん夫婦の温かいまなざしを感じた。

で、この本とたぶん同じころ、レポTVの配信をいつもpodcastで聴いていたころ、トロさんの本も何冊も読んだころの気分を思い出した。
ナレーションも担当しておられた技術の吉岡さんの訃報は記憶に新しいが、もう3年も前なのか。
吉岡信洋さん、声がよかったな。
共演者のえのきどいちろうさんの追悼記事が印象的だった。