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2021/04/23 ハ音記号

チェロ練。
練習室の予約をしてあったけど朝になって腰は痛いわ、アタマは痛いわ、どうしよう? と迷ったけど、こんな快晴の湿度の低そうな日はきっといい音がする、と頑張って出かけてよかった。

隣からはオカリナデュオの音、少し離れたところからはブルグミュラーの聞き覚えのあるピアノの曲。
時間からして大人の人だと思うが、みなさんやってるね、と元気が出る。

レコーダーを忘れて行って録音ができなかったのが残念だったが、録音はもとより目的ではないので大きな問題ではない。
忘れたのが弓や松脂でなくてよかった。

・LEEの2曲目はスラーがつながった
・マルチェロのソナタ(スズキ4巻)は16分音符の続くところの移弦の雑音がだいぶ少なくなった

ということで、どちらも今日で一区切り、次へ行こう。

LEEの3曲目はポジションやボウイングを書き込んで、手織りで言うなら経糸の準備ができた、さあ!というところ。

スズキ4番はラスボスのチャイコフスキーのシャンソントリステを残すのみ。
同じメロメロでもこれは苦手な種類のメロメロ。
哀しい曲調、というだけでなく、宿敵・ハ音記号が君臨している。

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これこれ、これが大の苦手で。
へ音記号の5度上なので、へ音記号で読んで隣の弦を弾けばいい、という理屈だが、ハイポジションになるとこんがらがってくる。
学生の頃はドレミを書き込んで先輩ににらまれたりしていたが、やっぱり読めるようにならないとかなー。
スズキの5巻になるとガンガン出てくるしなー。
ううう、がんばります。
LEEは練習のつもりで先に音源を聴かないようにしたけど、シャンソントリステはそんなこと言ってると終わりそうにないので堤先生の演奏でカンニングだ。

帰りに寄り道で図書館へ。
車内が暑くなる季節の到来で、まだ夏ほどではないものの、あまり長時間チェロ子(愛称)を置き去りにするのは心配なので、そそくさと。

帰りはSpotifyにお勧めされたアルバムを聴いてみる。
Tin Hat Trioの『Book of Silk』だそうです。
全然知らないのに、わー、ドンピシャの好みだ。
Spotifyだけが私の気持ちを分かってくれる泣