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ウィルス起源についての最近の海外報道アップデート

ウィルス起源説についての報道は、2020年4月ごろまでをピークに減少傾向でしたが、2021年5月ごろから、再び活発化しています。

2021年6月16日時点での主な報道の内容を紹介します。★は研究所流出説、☆は自然発生説を主にサポートしています。

2020年12月

★米国家安全保障会議(NSC)でアジア上級部長、前大統領副補佐官のマットポッティンガー氏は「発生源がラボからである証拠が増えてきている。」と発言、中国の不透明性を非難しました。

2021年1月

★ニューヨークマガジンのニコルソンベイカー「SARS2は生物兵器ではないが、デザインされたものだ」。

2021年5月

★原子力科学者会報のニコラスウェイド「人々は武漢でパンドラの箱を開けたのか?」

★ウォールストリートジャーナルは武漢の研究所の職員が肺炎を発症していた事などから研究所説を発表。

5月26日

★ジョーバイデン大統領がG7サミットにて、もう一度発生源の特定に向けて努力するよう発表。「実験から漏れ出た可能性も含めて」と発表しました。

★バニティーフェアは、40名もの聴き取り調査を行いインテリジェンス内部のe-mailなどを調査、実験施設からの漏洩の可能性が高いと発表しました。

★前連邦軍備管理次官のクリストファーフォード氏は、武漢のウィルス研究所から流出した可能性が高いとするオープンレターを発表。☆これについてCNNは「彼の仕事は地獄のように疑わしい。元々結論ありきでそれに合わせた専門家に話させているだけではないだろうか。」と批判しました。

6月16日

☆フォーリンポリシーは、ユタ大学のウィルス進化学者ステフェンゴールドスタインの自然起源説を紹介し、フリン結合部位は自然発生でも起こりえる等人工説に懐疑的な立場から報道をしました。



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