さよならをするために
いよいよその時が来たみたいです。
トラウマの過去を終わらせて新しく生まれ変わるそのときが来たのです。。
過去の未完了はどんどん完了していきました。
あと残すところも全て終わらせて、もうすぐ過去と訣別する、そのタイミングが来ています。
残っているのは生家のこと。
この二十年ぐらい、生家の家族はほとんど一家離散状態でした。
この間、お互いの近況もほとんど知らず、親族の情報も入っていませんでした。
五、六年前に、父方の叔母の夫、つまり義理の叔父さんが亡くなって葬儀に出るために奈良のお宅まて訪ねた、と姉から聞いたはなしと、それからこれも父方の叔母さんが亡くなって、叔母さんは子供が居なかったために遺産相続人の一人に私がなっていると弁護士事務所から知らせがありました。
いずれも親族の訃報のはなしでしたが、実家とその一族のその後の近況は、私はまったく分かりません。
原家族は、父はすでに亡くなり、母と姉と私と弟の四人家族ですが、姉だけは毒に汚染されていなくて幸せな家庭をつくって何も問題はなさそうですが、私を含むほかの三人はたいへんです。
さいきん姉に久しぶりにメールしたら、そっけない三行メールが帰ってきただけで、母と弟のことにはまったく触れていませんでした。
私は三十年前に六十一歳で亡くなった父のことが気になっているのです。
母は自己愛性人格障害という精神疾患があり、この病気の症状の一つに、一人の人を犠牲にする生き方をする、というのがあります。
生前の父がその犠牲になっていて、父は母によって悪者にされて親族一同の生贄として怒りの標的にされて死んだという経緯があるのです。
私はどうしても父の汚名を挽回したいのです。
私が真実を伝えても、姉はすでに母に洗脳されてしまって、本当のことは届かないかもしれません。
しかし姉は聞く耳をもっていて、話を理解するマトモな人なので、もしかしたら覆るかもしれません。がんばってみます。
もしかしたら家族が再会するかもしれません。
あるいは、この原家族はどうにもならないかも知れませんが、そのときはこの家族も終わりにして、次のステージには持って行かないことでしょう。
離散した家族に連絡すること、それが過去とお別れする前にしておくことです。
過去と訣別するまえに、思い残すことがないように、これだけはやっておきたい事なのです。
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