泥臭く足掻いたその先
自分は凝り性だな、と思います。
いったん気になったらとことん追求してしまう飽くなき探究心に、我ながら呆れることがあります。
寝食を忘れると言ったら大げさではないほど、デーモンに取り憑かれたみたいになります。
しかし、私のこの性格の行き着く先は、どこへたどり着くか予測がつかないところが有ります。
計算し尽くして効率よく最短距離で成功を目指した以上の、まったく予測のつかない嬉しい結果を導き出すことがあります。
思い込んだら、何かに取り憑かれたように、その一点にすべてを集中していて、その最中は、結果が成功するか失敗するかの勝算はまったく頭にありません。
全力を出し尽くして遣り尽くして、結果は成功しても、しなくても、どっちでもいいのです。
泥臭く足を掻いたその先には、次のステージが用意されていました。
私は二十年の治療生活のすえに、母親に潰されて瀕死の状態から復活を果たしたのでした。
SNSの動画で、瀕死の迷い猫を保護して、心臓マッサージをほどこして蘇生させ、手厚く看護して幸せにする飼い主さんの姿を、つい自分に重ねて見てしまいます。
瀕死の迷い猫は私であり、瀕死の猫を幸せにする飼い主さんも私なのです。
自分を助け出すのは、自分なのです。
もちろん願えばサポートも受けられます。
リベンジと言ったらちょっと違うかも知れませんが、私には形勢を逆転させて勝ち取るまで諦めない粘り強さがあることを発見しました。
だから、いま逆境でも、きっと勝利できますよ!!
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