スリット入りのパスタが痛々しくて苦手な話
茹で時間が、短縮できます。
4分とか、3分とか
すごすぎる!普通は12分とかかかるところ、すごい時短。そして何ならガス代も節約できている気がする。いいことづくめ!
その秘密は、麺に入っている「溝」。
これにより麺の表面積が増え、効率よく熱が回るという原理だと思います。しかも、乾麺が茹ったらその溝は自然と埋まるんですよ。考えた人天才。
茹で上がったパスタ、美味しいです。早くて助かります。パスタが食べたくなってから12分は長いもの。
でも私は
茹で上がったパスタにスーッと入っているスリットを見ると、胸が苦しくなるのです。この気持ちは何だろうと思って考えてみました。
それはきっと
何のために早く茹でたいんだろうっていう人生に対する疑問と、人間の都合で溝を入れられたパスタの麺の見た目の損失が原因です。
スリット、少し、痛々しく見える。そう感じる方、いないでしょうか。
円柱型の麺、すごく綺麗なのに
スリットによって「美味しそうさ」が少し失われている気がする。増して「痛々しい」なんて思われては、セモリナ粉ももパスタになった甲斐が無いのでは。
何だか、手放しで「美味しい!」って思えない。感じられない。
私は12分、待つほうがいいな
晩夏の夜に、ツナとシークワーサーの和風パスタを目の前に思うのでした。
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