絵本「いきあたりばったりのおはなし」の、折り丁1号

画像1 東ティモールの図書館へ寄贈するための絵本「いきあたりばったりのおはなし」。まず日本語版の絵本として、ちゃんとした紙の本のカタチにするための、いくつめかの、工程。「折り丁づくり」。このやり方が正しいのかどうか知らないけどコレはこれまで私が仕事でやってきた冊子作りも、昨年作った絵本「All of Life is Special」も、大体は同じ工程でした。
画像2 お話自体は2年前にできていたから、そのデータを切り貼りして実際のページ割りを決める。紙の本にすると「ページをめくる」動作が加わるから、そのリズムと、お話の展開を考えながら合わせていく。
画像3 チラ見せw。インパクトあるシーンは見開きで、ちょっと単調なところはキュっとまとめて見せたり。。。逆にダラダラつづけてテンポで時間の流れを表現してみたり。WEB上でスクロールで見せる感覚とはまた違うから、シーンやカットの過不足も考えつつ決めていく。
画像4 そうやって素直に進めてみると、本文部分(中表紙から奥付まで)のみでなんと54ページ!…気付いてはいたけど長いよなぁ;…2年前、ある日突然の思いつきで始まったこのお話、その日の気分で描き進めただけのノープランな話だったから仕方ないんだが。編集して短くすべきか…?悩ましい…。
画像5 一応、表紙・裏表紙もつける。毎日使うから背表紙はボンドとマステで補強した。これで折り丁1号、ひとまず完成。(印刷業界で言うところの本来の折り丁とはちと違うけど、私はこれを折り丁と呼んでいる。)ここからどう変化していくか、楽しもうと思う。…スケジュール割とタイトだから、ちょっとこわいけど;

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