アジア食日記(37)タイ|あまり食べる機会がない名物料理:プーパッポンカリー
タイの名物料理として筆頭に挙げられるプーパッポンカリーはカニと卵とココナッツミルクのカレー炒め。
海外からタイに来る人の接待では必ずメニューに入れています。
このメニューの発案者はソンブーンという中華系タイレストランの女将さんだそうです。ソンブーンはバンコクに数件ありますが、小泉元首相も来店したという本店はバンタットンというちょっと交通不便なところにあります。
「ソンブーンの本店に行きたい。」とお客さんに言われると交通手段で悩むことに。(タクシーは渋滞にはまる、トゥクトゥクはぼったくる)
蟹がドーンと入った華やかな写真映えのするメニューです。
確かに美味しいけど、思ったより油が多いのでたくさんは食べられない。
そして最大の難点は手が汚れること。おしぼりがベッタベタ。
ということで、親しい友人などには許可をもらってヌアプー(殻なし蟹)にしてもらいます。フォトジェニックではなくなりますが各段に食べやすくなる。
蟹を一ぱい使うので、人数がそろわないとオーダーできません。
従って、日常の食生活の中でプーパッポンカリーを食べることはあまりありません。
一人の時は蟹以外のパッポンカリーを食べることがあります。
近所の食堂で鶏を使ったパッポンカリー・ガイ。
豚ひき肉、卵と野菜ものもあり。市場内のフードコートで。
イカ入り。パッポンカリー・プラームック。シーラチャーの町中で。
タイ在住中、意外に食べる回数は少なかった有名料理でした。
(2011~2021年撮影)
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