リタイア人の徘徊日記(1)埼玉|春日部の地下宮殿に行きました
会社員を引退して1年。30年以上勤務していた東京のことも、地元埼玉のことも何も知らないことに気づきました。これから日本のあちこちをウロウロ徘徊することにしました。
洪水対策のために造られた巨大施設。日本のあちこちにありますが、一番身近な埼玉県春日部市の「首都圏外郭放水路」の見学ツアーに参加しました。
小さな入り口。ガイドさんが注意事項を説明してくれます。
ここから長い階段を降りていく。膝にきます。
到着。その巨大さに圧倒されます。
この施設が使われるほどの大雨の時どの辺まで水が溜まったかは柱の色でわかる。
上部の白い部分にはまだ到達したことがない、ということですね。
ちょっと安心。まだ余力があるのだ。
日本はつくづく自然災害の多い国だと思います。それでこのような凄い施設を作ってしまうのも日本だよな、と感じました。
私が長年住んでいたタイも洪水は多かったですが、ダムは作ってもこれと同じようなものは無理でしょう。
ツアーにはいくつか種類があって、さらに奥に進むコースもありました。
今回は一番楽なやつ。
地上に戻って(階段きつい。。。)展示室の見学。内部構造がよくわかります。
こちらが、管理本部。映画やテレビ番組の撮影にも使われたそうです。
何に驚いたかと言うと、設置されているコンピューターのモニターが年代物と言えるほど古かったこと。
大切な施設なのだから、もっと設備投資してもよいと思いますけど。
(2021年12月撮影)