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【日記】ミミズ救出活動

毎朝、愛犬と一緒に散歩に出かける。
彼女とは保健所で出会った。
"保健所で出会った"、なんてサラリと書いているけど、とてもとても気の張る経験だった。
私のところにやってきてくれて、7回目の夏を迎えている。

さて、朝の散歩のこと。

まだ少し涼しい時間帯、ここ田舎ではウォーキングやジョギングの人々以外に、様々な生物に出会うことが少なくない。

この季節、結構な頻度で出会うのが、

ミミズ。

夜露に浮かれ、道路に踊り出てしまうのだろうか。朝の太陽が顔を出しているにもかかわらず、ミミズ達はここにもあそこにもうねっている。

このままだと、自転車や車に轢かれてしまうかもしれないし、暑さにやられてしまうかもしれない。

私は、素手では触れないので、愛犬の為に持ち歩いているトイレットペーパーで、ミミズ達を掴む。

もちろん、無言でなんかいられない。
話しかけながら、掴み、行動する。

「なんなんだキミたちは。どうしてここにいる?」みたいなことを言っていると思う。

私のおせっかいに対してミミズ達は、最大の抵抗をしてくる。
体全体でイヤだよ!やめろよ!おい、離せって!って抵抗してくる。

でも、私はやめない。
ミミズらを移動させる。草の生えているエリア、土があるエリアへ。あと少し、あと少し、もう少しの辛抱よ!

救出成功。

その間、我が愛犬は、見て見ないふりをしているのか、興味がないのか、それとも忠実に私を待っているのか、ふいーっと、どこか遠くを見ている。

朝の散歩中、これが数回繰り返される。

結構つらい。
勝手につらい。

早く、ミミズ達が静かに過ごす時期が来ることを祈る。
心から。
お願い。

勝手にうねうね救出活動家kay🌺🤙

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