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人と向き合うこと

今、ある取り組みをしている。


ボクは年末に自分のお店「プラスホーム」を面白い不動産屋にするため、移転させた。そのための改装費用の一部を捻出するため、クラウドファンディングに挑戦した。

おかげさまで全国(一部海外在住の方も)で134人の方々にご支援いただき、無事金額目標を達成することができた。

その支援してくれた方々一人一人にお礼の手紙、もしくはメールを出した。

マメだなぁとか、丁寧な人ですねと言ってくれる方もいるが、マメでも丁寧でもなく、何かしなきゃ自分が気持ち悪いってだけの単なる自己満足だ。


その支援してくれた人のリターンの一つに「noteでお礼のメッセージを言う」というものがある。

今回、このリターンには3人の方々に支援していただいた。

SNSから繋がりをスタートさせ、お隣の県に在住(とは言っても遠いんどけど)、大学が同じで同い年など共通点も多く、もう何度もお会いしてる方。

同じようにSNSで繋がりをスタートさせたが、お互い住んでる所が遠くまだ一度もお会いしたことはない。が、何度も何度もやり取りをし、オンラインではお会いした方。

地元繋がりではあるが、つい最近出会い、まだ数えるほどしかお会いしたこともない。でも魅力に溢れ、これからの交流が楽しみだと思える方。

まさに三者三様だ。

その3人に向けて書くnoteが今、やっているある取り組みというわけ。


このnoteを書いてるヒマがあるなら、さっさとそのnoteを書けよという方もいるかもしれない(この3人の中にはいない。と思う(笑))。


ボクは今まで友人について書いたことが何度かある。

そのいずれも何かのタイミングで自分が書いたもので、自分なりのその方への応援歌みたいなものだった。

今回は、自分のタイミングでなく、言ってしまえば書いてくれと言われて書くようなもの。だから今までのように感じるままに一気に書いてしまう、というよりも、時間をかけて思い起こしたり、ふと離れたときに感じたことなどを織り交ぜてじっくり書いていきたいと思っている。

何が生まれるかわからない。大したものにならないかもしれない。当事者から見ればなんだこれ?となるかもしれない。

でも、せっかくなのでじっくりその人に向き合いたい。


今回たくさんの方々に手紙を書かせてもらった。

そのどれも、自分なりにその人と向き合って書いた。

全く知らない方もたくさんいた。意外な方もいた。久しぶりに交流する方もいた。

正直言えば全く何を書けばいいか思いつかない方もいたし、久しぶりで書ききれなくなりそうなところを抑えた人もいた。

でもそのどれもが楽しかった。

この度、どんな想いで支援してくれたんだろう。

どんな人なんだろう。それを想像し、手紙にしたためるという作業が、たまらなく楽しく愛おしい時間だった。これが人と向き合うということなんだと強く思えた。

ボクは仕事がらお客さんに手紙を書くことがちょいちょいある。そのどれもが、気持ちを込めて書いてるつもりでもどこか事務的になってるところもある。今回改めて本当の意味で手紙をそれも134通も書いたことが(実際には一言だけに近い人もたくさんいたが)、自分にとって何か意味のあることに思えて仕方がない。

3通のnoteもその想いで書こう(実際書き始めてるが)と思う。


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