天官のためにwowow入ったら魔道祖師の二次創作書いてた。という日記

夏から忙しくなり時折さあ翻訳再開!と思うたびまた色々しなくてはならない事が降ってきて、結局5ヶ月以上も間が空いてしまった。ままならないのが人生…。

81から84章までは結構前に翻訳してあったので、ざっと纏めて感想上げようかな、時間あって元気だったら詳しく書こうかな。

でタイトルの話。アニメ2期見るためにwowowに加入したんですけど、魔道祖師の字幕版があって見たらすーーーーーっごく良かった。

どのくらい良いかというとpixivに突発で二次創作をあげてしまうくらい!!(分かる人には分かる表現)

初見で日本語版見てた時最も思ってた感想は作画いいなーだったけど、見直したら全キャラの一挙手一投足がもう愛おしくなってしまって堪らなかった。忘羨は袖の翻り一つとっても描かれ方が別格だし、何より表情への拘りがすごいし、一話の冒頭の夷陵老祖様は何百回見ても最高(百回は誇張表現だけど配信中二十回は見た)。

中国語で印象に残ったとこ一つずつ挙げると、藍湛は酔っ払って「姑蘇に帰ろう…」って言ってるとこの声音が何ていうかヤバくてヤバかった。可愛すぎた。
魏嬰はどこかで本当に「アイヨー」って言ってるとこがあり、中国の人って本当にアイヨーって言うんだ!!!!!!?????となって可愛かったです!あと「藍二哥」が聞けて嬉しかった…(2つじゃん!?)(全部可愛かったので、絞れない)
それと吹き替え版の声優さん(特に魏嬰)、すごく研究して元の演技に寄せたんだろうなぁというのを感じた。魏嬰のすっごく明るくて執着のないカラッとした空のような笑い声がめっちゃ好きなので、順序逆だけど、字幕見た時一番そこで同じだ!!!と嬉しくなった。

中国語のオープニングとエンディング、アニメーションも歌も美しくてすごく好きでした。ほぼ飛ばさずに全部見ました。日本語版も好きなんですけど、なんていうかその国でしか出せない空気がありますねやっぱり。特有の詩情というのか…雄大な雰囲気のオープニングと、キャラの魅力にフォーカスしたエンディングのバランスが好きだったのかな。とにかく画面がずっと美しくて、歌が心情に寄り添ってて、良かったなぁ…。Spotifyで今も狂ったように聴いてるけど、今回はアニメ一挙配信期間が割と短かったので、また配信された暁には映像付きでやっぱりじっくり堪能したいなぁ。

で並行して日本語版小説も読み直して、またそれはそれで堪らん!!!!!!となり、思い返すと一回目はあまりに話の筋が面白いので、超特急で読んだんだなぁと。2回目はしっかり場面全てを想像しつつ(そしたら後半のイチャイチャシーンの破壊力が凄かった…)アニメのイメージが時折自然と頭の中に混ざってくるのもすごく良い相乗効果となり、読了時の存分に魔道祖師の世界を味わった…!!!という満足感が凄かった!!!!

何よりすごいのは、こんなにボリュームがあって緻密なお話なのに、登場人物の内面だったり事件の背景だったりの書かれていない部分というのが絶妙で、想像を掻き立てる余地が沢山残されており、だから同人でもこんなに人気があるんだなぁと今更ながら納得しました。墨香先生、お話を書くにあたっての情報の取捨選択と世界観の広大さがほんとに凄すぎる…!!

で、止まっていた翻訳を85章から再開したんですが、魔道祖師ようやく2周目出来たから、墨香先生の世界への理解がだいぶ深まった気がして、楽に訳せる気が…する…(気のせい?)ので楽しみ。
でも天官って、読み直すと魔道祖師と話の運び方が結構違う気がして、魔道祖師は先生が以前「すばる」のインタビューで「大家族の話」と仰っていたように確かに一族の系譜?群像劇?キャラがわちゃわちゃしてる感じ?がそれっぽいなぁと思ってたんですけど、天官はなんだか出てくる人も事件も全てが根底でものすごく太い一本の糸に繋がっており、その中心には殿下がいるって感じなのかな…?魔道が横にどんどん広がっていく感じなら、天官はひたすら下に向かって掘り進めてる感じなのかな…?というのが現時点で読んでる時の感触です。

当たってるかな?

いずれにせよ、墨香先生の世界の広大さに、読んでてしばしば呆然としてしまうのは、どちらも同じだなぁ。

止まってるのが繁体字4巻終盤だから、きっとここからクライマックス!!のはずなので、楽しみだなー!!!!!!
(魔道の事を思うとこれからいっぱい人が死ぬ気がする!!!!こわい!!!!!!)


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