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魔除け-見えない敵を服でブロック!-in文化学園服飾博物館

2月14日(水)まで新宿の文化学園服飾博物館で開催中の
魔除け-見えない敵を服でブロック!に行ってきました。

J-WAVEで紹介されていて興味が湧きました。
魔除けって何処かファンタジーめいてて、そういう創作物が好きな自分は楽しめそうだなあと。

展示について

服飾専門の博物館といことで、服の後ろが見えるよう鏡があるところはなるほど、と思いました。

おさげの先端にビーズをつける。
子供の足輪は、中は空洞で小さな鉄球が入り動くと音がなる。
自分では見れない頭部と背中に光るものをつける。

魔は衣服の開口部から入ると言われるので、裾の部分に刺繍などを施す。
それが補強になりほつれにくくなる。

装身具は手首、胸元、こめかみを守る。
櫛は多くの歯を持つことが邪視をはね返す。

複雑な模様は魔を模様の中に迷い込ませる効果がある。
迷路も魔除けになるのかもしれない。

赤は血や太陽や炎青は空や海を表す。
砂漠の遊牧民にとって高貴な色。

中央アジアのものが多いのかな。
ヨーロッパはトルコまででした。

感想

漫画やゲームの凝った衣装が好きなので多いに楽しめました。
キャラクターの服装の意味のディテールにとことんこだわった作品が読みたくなる。

感じたことは、昔の人の方が精神を健全に保つことが上手いのかもしれないと言うこと。
なんでも科学で解決できる現代に精神を病む人が増えたのは、顕在化したのはもちろんだけど
全て解決できると思い込んでいることも要因なのかもしれない。

現在の礼服は、模様などの魔除けを排除したものになっているんだなあ。
マスクも、もっと意味のある柄のついたものにして、魔除けがわりに身に付けるのも良いかも。

科学とまじないを上手く組み合わせて、生活を乗りこなしていきたいと思いました。










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