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カヤワーク 2024指南書


サガン鳥栖サポーターの皆さま

2023年シーズンもお疲れ様でございました!

シーズン終了と共に訪れる…
サガン鳥栖「天国と地獄」のオフシーズンの始まりでございます。

今回も私の補強プラン(予想)を誠に身勝手ながら語っていきたいと思います。

チーム最優先事項
「パクイルギュの残留」とその見据える先は…

「パクイルギュなき鳥栖のサッカーは考えられない」レベルであった、パギさんを加えたビルドアップというものは昨シーズンに比べれると(昨年比)減った印象を受けました。
特に開幕戦以降の数試合の不調はまさにその改革の影響を感じました。
とはいえパクイルギュの存在感は抜群。
今シーズンは「守護神」としてのパクイルギュが君臨していたように思えました。
とはいえサガン鳥栖。いつパギさんがいなくなるのかわからない。内山圭という逸材の補強に成功するも2番手以降の底上げ、若手の育成という部分では未だ遂行されていません。
パクイルギュの流出、GKの底上げを想定した補強プランを紹介します。

上福元 直人(川崎フロンターレ)
1989/11/17   182cm/76kg
パギさん移籍を想定した場合、このレベルの選手は欲しい…川崎と単年契約じゃないと実現は難しい

小畑 裕馬(ベガルタ仙台)
2001/11/7    183cm/79kg
林彰洋の加入で正GKの座を奪われてしまったが、18歳でJ1デビューを果たした逸材。
ビルドアップにも長けた選手。

ホセ アウレリオ スアレス(徳島ヴォルティス)
1995/12/18    187cm/85kg
2022年に徳島に加入後、守護神として君臨。
J2では規格外のスーパーGK。

近藤 壱成(ジェフユナイテッド千葉)
2001/1/15   188cm/84kg
日本人GKとしては恵まれた体格。
全日本大学選抜にも選ばれたルーキー
ビルドアップ、コーチングに優れている。

三匹の子豚で狼に吹き飛ばされる家みたいな最終ライン

今シーズン、最も安定しなかったのは最終ラインではないかと思います。
夏に田代雅也がライバルチームへ移籍。中野伸哉も移籍する中で、今季加入の山﨑やベテランファンソッコ、原田亘らが奮闘するも、やはり脆弱に見えた鳥栖の最終ライン。
坂本の完全移籍や中野伸哉、平瀬大らレンタル組の復帰が不安視される中、長澤シヴァタファリの新規加入は楽しみなところ
しかしここは「DFの軸」となる選手を補強したい!鳥栖のサッカータイプからビルドアップに長けた選手、3バックポジションをこなせる選手を中心に紹介。

田中 駿太(北海道コンサドーレ札幌)
1997/5/26    183cm/68kg
大阪体育大から加入後、コンサドーレの主力として最終ラインを守ってきた選手。
俺は諦めない!

岩波 拓也(浦和レッズ)
1994/6/18   186cm/72kg
ショルツ、ホイブラーテンと強力な外国人CBと共闘する選手。柏にレンタル中の犬飼かどっちかくれ…

麻田 将吾(京都サンガFC)
1998/7/6    186cm/80kg
京都U18出身。2021年曹貴裁体制の京都サンガでCBの主軸として活躍。利き足は左足と鳥栖のサッカーにおあつらえ向き。

河面 旺成(名古屋グランパス)
1994/5/3   184cm/77kg
2022年に大宮から名古屋に加入も出場機会は増えない。選手としてのピークをサガン鳥栖で再生して欲しい。LCBをぜひ。

野田 裕喜(モンテディオ山形)
1997/7/27  181cm/73kg
熊本、大津高校出身。ここ数年、山形のDFの要として活躍。J2リーグトップクラスの成績を残す選手、鳥栖で山﨑と2大巨頭として聳え立ってほしい。

庄司 朋乃也(ツエーゲン金沢)
1997/10/8    187cm/78kg
C大阪U18出身。金沢、大分、長崎と渡り歩いたが個人的には金沢のイメージが強い。
J3には惜しいだろ…同じ九州、鳥栖も制覇しようじ

柳 育崇(ファジアーノ岡山)
1994/6/22   188cm/86kg
ガチムチ系CB、2020年以降、栃木、岡山と4年間リーグ戦でしっかり出場。
今季はJ2のDFランキングでも上位の数字を残す活躍。

江崎 巧朗(ロアッソ熊本)
2000/2/5    177cm/68kg
今季、駒沢大から加入した大卒ルーキーイヤーながら、熊本でトップクラスの成績どころかJ2リーグでもランクインできるレベル。

鬼に金棒、創に相棒。

2023年シーズン、ベスト補強は間違いなく河原創。
彼がシーズン途中に故障、もしくはJ1適応が出来なかったら、我々は2024年もJ1を戦える権利を持っていたでしょうか?彼の向上心と折れなかった精神に感服です。
福田、藤田、森谷、手塚と河原と組ませたもののイマイチ、パッとしないというのが正直なところ
手塚康平の左足が唯一違いを作っていたとは感じるがやはり「最適解」は見つからなかった。
河原の在籍1年の移籍もなきにしもあらずというところで人数は揃ってるポジションながらに補強はマスト寄りのベター。
法政大、渡邉の加入は内定済み。

小泉 佳穂(浦和レッズ)
1996/10/5   172cm/63kg
浦和レッズ、中盤の要

柴戸 海(浦和レッズ)
1995/11/24   180cm/70kg
明治大学から加入、1年目こそ出場機会は少なかったがそれ以降コンスタントに経験を重ねている。円熟期。

平野 祐一(浦和レッズ)
1996/3/11    174cm/68kg
2021年に水戸から加入も出場機会は増えず。
ほんま浦和さん、誰か中盤くれ。

瀬古 樹(川崎フロンターレ)
1997/12/22    175cm/69kg
明治大学から横浜FCに加入後、ルーキーイヤーからJ1に定着。2022年に川崎フロンターレに加入も厚い選手層に苦戦。ぜひ鳥栖で手塚康平と共闘を。

秋山 裕紀(アルビレックス新潟)
2000/12/9    176cm/70kg
前橋育英高から新潟に加入、J3沼津、鹿児島と経験を重ね、今シーズンは自身初のJ1で26試合に出場と成長を続けている。

金子 大毅(京都サンガFC)
1998/08/28     177cm/67kg
神奈川大から湘南に加入後、今年までずっとJ1クラブで過ごしている。浦和加入後1年で恩師の元へ帰ったが常にJ1クラブで出場を重ねている。バランス型の中盤の選手

宮本 英治(いわきFC)
1998/8/3    173cm/69kg
国士舘大から加入後、いわきFCでほぼ全試合に出場。いわきFCを3年でJ2まで引き上げた選手の1人と言える。BOX to BOXで活躍できるダイナモ。

松岡 大起(グレミオ・ノヴォリゾンチーノ)
2001/6/1    172cm/68kg
帰 っ て こ い

浪漫か現実路線か…
シーズン二桁と気を吐いた長沼洋一。

豊田陽平以来となる鳥栖シーズン二桁得点と沈みゆくチームを引っ張る旗手(きしゅ)となった選手の1人、長沼洋一。
彼の選手としての成長は今年のサガン鳥栖を応援する唯一の光と感じていました、、
岩崎悠人が昨シーズンほどの活躍を見せない中「新たなる希望(邦題)(SW4)」となったのが、こちらも今季加入の横山歩夢。
今季終盤戦は彼の足以外からは得点は生まれないのでは?というほどの存在感。
来シーズンはスタートから出場し、チームのオフェンスの突破口になってほしい。
西川、樺山、河波が本来の輝きを見せられない、岩崎悠人の去就にも不穏な影というところで
オフェンシブにアクセントをつけられる選手をピックアップ。鳥栖U18から堺屋の昇格が決まっている。
J界隈、このポジションで味を出せる選手はJ1強豪チームに独占されがちなので相良、荒木の復帰も視野か?

カルリーニョス・ジュニオ(清水エスパルス)
1994/8/8     174cm/71kg
清水エスパルスの10番、2020年に清水加入後活躍を続けている。Jリーグ対応は完遂。
鳥栖もたまには外国人選手でウハウハしたい…

神谷 優太(清水エスパルス)
1997/4/24    174cm/67kg
青森山田高から湘南に加入。愛媛への移籍で能力開花。柏、清水でJ1経験もある。大きなストライドでボールを前に運べる選手。まだやれるっしょ?

西谷 和希(徳島ヴォルティス)
1993/10/5    165cm/65kg
栃木、徳島と渡り歩き、J1も経験、シーズン通しての出場時間もあり、タフな選手。
165cmと小柄ではあるが、自慢のドリブルで今季J2リーグの攻撃的ポイントは上位。

藤本 一輝(大分トリニータ)
1998/7/29    179cm/71kg
鳥栖U15出身。鹿屋体育大を経て当時J1の大分でプロデビュー。
179cmと大型な選手ながらにドリブルが得意。ロマン。ベタに「鳥栖で夢を叶えてほしい」

松村 優太(鹿島アントラーズ)
2001/4/13    173cm/63kg
サイドを制圧できる爆速選手。貸して欲しい。

ズブッとどん真ん中にぶち立つ一本の図太い○○○

DFラインと共に力強さを見せられなかったポジションと言える最前線で仕事するFW陣。
小野裕二が気合いだけで引っ張っていたように見えて、やはり「柱(はしら)」がど真ん中にズブっとぶち立ってないチームはグラグラと不安定でチーム全体に弱さが露呈する。
緊急補強となった大宮の10番河田のブームはさらりと流れ、富樫敬真の台頭はあまりにも遅すぎた今シーズン。漢なら一発ドデカい花火をあげて欲しい。

小松 蓮(松本山雅FC)
1998/9/10    183cm/77kg
今季J3得点王19得点と大ブレイク。
183cmの高身長、25歳という年齢に驚きました。
鳥栖じゃなくとも今オフはどこかしらから声がかかるだろう。

藤本 佳希(モンテディオ山形)
1994/2/3    178cm/78kg
今季、J2山形で10ゴールと2桁ゴールを達成。2022は15試合で7ゴールというコスパ最強選手。19'21とJ2愛媛で9ゴール10ゴールと成績を残す。
アラサーではあるが、さらなる成長をJ1鳥栖で果たせるか。

安藤 瑞季(水戸ホーリーホック)
1999/7/19    175cm/75kg
長崎総科大附高からJ1セレッソ大阪に加入。セレッソU23や町田、水戸と武者修行中。コンスタントに出場をこなしているが、今シーズンはパーソナルベストの9ゴールを記録。伸びしろを試してみるか。

林 誠道(ツエーゲン金沢)
1996/4/4    178cm/70kg
昨シーズンの補強プラーンに入っていたが、とりあえず今回もリストインさせとく。2022シーズンはJ2で13ゴール、今季は28試合を出場機会が減ったが7ゴールと結果は残る。原田亘と共闘経験のある選手でぜひ鳥栖でも共闘してほしい。

チアゴ サンタナ(清水エスパルス)
1993/2/4   183cm/80kg
2022年のJ1得点王。今季もJ2で12ゴールと30歳を超えても衰え知らず。もう一度J1で輝いて欲しい

和田 昌士(グルージャ盛岡)
1997/4/11   177cm/74kg
今季J3で11ゴール。本来は2列目の選手だがこの得点能力。最前線から2列目とこなせる選手。横浜FMブランドでぜひ鳥栖でその力を見せて欲しい。


最後に…

正直、今シーズンのサガン鳥栖には失望した。
サッカーの内容もそう、夏補強がないことやその辺りの情報、プラン、計画性が「曖昧」なのか、それとも「秘匿性」として開示されないのか。
監督や選手の「ファン、サポーターために」という言葉は宙ぶらりんで応援したいクラブ側から突き放されてる気分になる。
夏補強がなかった今シーズン、今冬のオフも実際に動かせるお金がどれほどあるのか不透明。
「この戦力でよくやってるよね!鳥栖!」は他サポのお世辞までに留めておきたい。
今までもその反骨心で食いついてきたのがサガン鳥栖の一つのアイデンティティだと感じる。
隣のクラブがJ1タイトルを掴む中で、ここでやれなきゃ田舎の漢じゃないと思ってる。
サポーターの意識もそろそろそこに向かえなきゃ鳥栖の未来が危うい。
J1連続13年目のシーズン。なにか新しいステージに進みたい。

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